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7/2は菖蒲谷の締め切り日 [MTB]

MTBのマウンテンバイク五輪出場選手決定の報について思ったこと。
おめでとう とも騒げなかったし、えーーーっ ともぼやかなかった。

そのことについてちょっと書いておこうと思います。
もともとですね。

私的なことで、MTBというものと距離を取りたくなっていたのです。


……(公に書くべき事ではないのでsnip 立ち話で聞いてあげてくださいw)……


騒げなかったのはそれが原因であり、決定に納得していないというわけではございません。>一部の方々



でも、何も思うところがなかったか、というと、もやもやしてはいます。

あまりにもあっけなかったから。
変わらないんだなぁって思ってしまったから。

その内定ニュースに目をとめるのは、結局MTB XCに関心のある人だけで、少なくとも私のまわりのMTBに明るくない人は、いまだにXCを五輪の競技だということさえ知らない状態のまま。山本幸平という4度目の出場となる偉大なるオリンピアンの知名度はあがったと思えなかった。

少しでもメジャーな競技にしたいなと思って、自分で出来る範囲の事でやれることをやろうと思って、2012年からずっと続けて来た。私に出来ることはサラリーマンやりながらのボランティア程度の事。メディァヘの露出はそれなりの所がやらなきゃ無理。そこに日本でのオリンピック。きっと何か仕掛けるはず……が、ね。なんか、あらら……って脱力感に包まれてしまった。


選考期間は2020/5/28まで。
盛り上げるタイミングをすかされ続けたあと、突然二日前の5/26に選考基準は変えないという発表があって、その後、選手本人達からの決定の報。

正式な内定の情報までの間にネット上に流れたのはそれだけ。


MTBのXCという競技は本番でメダル獲得を有力視出来る競技では無い(幸平、ミポリンごめんなさい)のだから、五輪選考の中で紡がれるドラマしか日本の世間に訴えかけるものが無いはず。本番が始まってしまえばメダルメダルメダルで、MTB XCは関心のある人しか関心を示さない状態に追い込まれてしまうのは必至。関心を集めるためにはドラマを仕立てるしか無いのだよ。

ただ、ほぼほぼ2人に決まる流れであり、ドラマはもう起きないと思われていたけれど、それでも、男子は星矢、トキ、女子は実緒、璃奈が、まだ"理論上"届く範囲に居た。それを紡いで紡いで盛り上げていくしか無いなぁと思っていた。コロナでその流れは切られてしまったけれど、逆にドラマを生み出してくれるきっかけにも出来たはず。その、コロナに翻弄される代表選考の話題を舞台に上げようともせずにこんなにさらーーーっと流してしまったっていうことが悲しかった。



UCIが出場枠の選考を止めると言った時点。

UCIが次々と競技の中止を公表をした時点。

それぞれのタイミングで、選考方法について見直しを掛けるかなどに言及して、少しでも世間の耳目を集める努力をしても良かったのでは無いだろうか。コロナに選考期間がモロかぶりして騒いでいる競技は他にもいろいろあったのだから。

その一方で、XCに興味のある人に私見を語らせたりして、選考に対する思いのはけ口を作ったり、今回の決定に繋がるコンセンサスの土壌を作っていったりすることも出来たのではないだろうか。


ただでさえ世間の注目を浴びない競技で、注目を浴びる努力もしないで、お金が回る業界にする事が出来るのだろうか。フェンシングのような実力と才能にあふれた人が出てくる確率に掛けているとしか思えない受け身な姿勢。少しずつ変わっていると思っていたのに、この一番重要なタイミングに何も変わろうとしない体制を感じる事となり、上記の脱力感に繋がったわけ。


ま、大人の事情はあったんだろうけどね。




で、ちょっとざわついた最終的な決定内容(選考方法はこのまま変えない)に対して。


それは、UCIが出場枠の選考をとめると言った時点で、国内選考もとめるのが妥当だ と私は思った。


だから、そのこと自体は同意。

五輪の出場枠という大きな選考が公平性の観点からすぱっと止められた。なのであれば、日本国内の選考もUCIポイントを使って選考している以上、それと合わせるのが妥当だと思ったからである。もちろん、残った二ヶ月半で出来たこともたくさんあったはず。だが、出場枠当落線上にいたセルビア、トルコ、ロシアの選手達も、同じ思いを抱いているのだから、UCIに乗る形で公平性を言ってしまうことしか大多数が納得する落とし所は無いと考えた。


ただ、選択は同じでも其処までに至る過程がなんとももやもやする。

決定の理由を見ても、あの時点で、その決定が出来たはずだから。

なぜ5/26まで二ヶ月半も引っ張ったのか。

そこが引っかかる。


ま、大人の事情はあったんだろうけどね。


そんな事を考えながら、オリンピック選手選考を眺めていました。



まだ、本来行われるはずだった日(2020/7/27,28)は訪れていない。

その時には来年のことは晴れてまた語りましょう。


そして、パリに向けての挑戦も始まる。2022の五月から2024の五月までのランキングで日本は幸平がいない中で出場枠を確保しないとならない。女子はもっと大変。そして、2022の五月に良いスタート位置を確保するには2021シーズンを頑張らなくてはなら無い。2021/5月???!!!。来年の修善寺の時にはパリへの道がスタートしているということだね。




さてさてCJ菖蒲谷。

カメラ技術も体力も限界まで落ちきっていますが、楽しくいきませうか。

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