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全日本MTB選手権 2020 展望 [MTB]

全日本MTB選手権 2020 展望


できればもう1週間間を開けてくれると助かったのだが、もう木曜日。

簡単に特記事項だけ抜き取りします。

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もともとは秋田・田沢湖で開催予定だった全日本選手権。オリンピックが飛び、世界選手権も飛んで、何と全日本選手権と同じ日に。仕方なく全日本の日程をずらしたものの、結局渡航難により世界選手権見送りとなった。今更ながら、だったら……と言う気にもなるね。


さて、全日本選手権とは。
 Coupe du Japonのシリーズ戦とは一線を画したもので、年に1度のその年のチャンプを選ぶ大会。


エリート、U23、ジュニア、マスターズ(男子のみ30,40,50,60)、ユースの13人の全日本チャンプがうまれる。勝った選手は翌年の選手権までの間、同一種目においてナショナルチャンピオンジャージを着て競技に参加することが出来る。これがステータス。日本一の証。ちなみに全日本ではナショナルチャンピオンジャージは着れません。


今回2020年が33回目の開催で、今までに男子16名の女子10名のエリートチャンプがうまれている。


山本幸平(11)、竹谷賢二(4)、鈴木雷太(2)、ビンセント・フラナガン(2)、三浦恭資(2)、武井亨介、野口忍、山口孝徳、宇田川聡仁、小坂正則、安田知司、大原満、ジョージ・ビザー、ジェフ・バーナード、大竹雅一、マックス・ジョーンズ


片山梨絵(9)、中込由香里(5)、南部博子(4)、小林可奈子(3)、ウインク・ジミック(3)・今井美穂(2)・末政実緒(2)、與那嶺恵理(2)・桐竹由花(1)、森透江(1)


男子では、山本幸平、小坂正則の二人。女子では今井美穂、末政実緒の二人が今回のレースを走る。つまり、この四人以外が勝てば初の日本一のタイトルを手にすることになるわけだ。※小坂正則。1998年(22年前)の全日本選手権優勝者。1963生。


また、竹谷賢二がマスターズ50に出場する。他にも、観客の中にタイトルを獲得したレジェンド達が紛れているので、見つけてみるのもいいかもね。


昨年まではXCO(クロスカントリーオリンピック)とXCE(クロスカントリーエリミネータ)との併催であったが、今年からXCC(クロスカントリーショートトラック),XCEとは別の週末に開催されることになった。XCEは都市部開催が可能な種目なので、本格的な山が似合うXCOとの棲み分けという意味でも意欲的な試みだと思われる。


男子エリート


レースは幸平を中心に回る。比較的抜きどころは多く、テクを必要とする激登りもほとんど無いので付き位置もそこそこ使えるコース。序盤から前を引き続ける今年の今までのレースと違い、終盤まで活きの良い奴を前で泳がせる展開もあるかも知れない。


幸平に絡むのは、BSの平野星矢と沢田時、FUKAYA竹内遼、弱ペダ前田公平、SCOTT平林安里とみる。今年身体の出来が良いトキと、先日のゆぶねをノントラブルで走りきった安里が幸平とパックを組むのではないか。


今まで幸平は海外活動が主で走りを見るのは全日本だけだったので、日本で目の前で勝ち続ける選手がすでに幸平を超えているのではないかという妄想を持つこともあった。が、今年は事前の比較の場を与えられているので、例年とは違い幸平の勝利を微塵も疑わない。


予想は、幸平、トキ、安里、お遼、星矢、公平。としておこうか。


こういう状況だからか、出走者が昨年のより10名ほど多い。今まで自粛していた人も、全日本だけは出ておきたいという気持ちがあるからだろう。


ナショナルランキングで言うと、1位が此処で決まる可能性がある。自力は幸平のみ、1位の可能性は10名。幸平、トキ、お遼、北林力、中原義貴、前田公平、佐藤誠示、安里、竹之内悠、松本駿。全日本のXCO 300P(U23 200P)、XCC 75P、XCE 20Pは純増になる事が分かったので、それを加味している。


幸平がXCO優勝(920P)で、2位のトキが857PMAXなので2020ナショナルランキング1位を決める。実力を発揮し始めてからすぐに海外に飛び出した幸平は、日本のポイントを全日本以外でほとんど稼ぐことなく活動してきたので、ナショナルランキングでいうと2005年と2009年の10位が最高だったりするのだ。希なことが起こるのだよ。他にも幸平が1位を決めるパターンはあるが、それは公開しているランキングシート内にあるので探してくださいww。


男子 U23


U23。他のスポーツにもある区分けライン。よくよく考えれば、いわゆる学生の年代であり、此処までは親の金で、ここから先は自分の金でという割り切りラインなのかなと最近感じている。いろんな意味で。


1998 黒瀬文也 穴田玖舟 上野蓮

1999 北林力 木下雄介 太田真

2000 村上功太郎 石川絃 久保一真 中村龍吉 積田連 色川岳宏

2001 山口創平 岡山優太 後藤大地


予想は、リキ、功太郎、創平で、蓮が読めないかんじかな。深坂で、功太郎オチ気味だったので、2位3位が入れ替わることもあるか?5位までUCIポイントもらえるので、これに最近調子を上げている文也を加えておこう。


女子エリート


今井美穂、末政実緒、橋口陽子、平田千枝、川崎路子、鈴木美香子


実績通りに走ればこの順でゴールとなるか。ミポリンが勝てば三連覇。実緒が勝てば2015,2016に次ぐ三勝目。陽子は2017,2018の銅メダルに2個にプラスできるか。千枝、路子、美香子の3人は初の全日本メダルをかけてはしる。


女子の注目は、実はエリートの優勝者ではないという所がみそ。


女子ユース 日吉愛華、中島瞳、西村志帆、中嶋理央、長島梨邑

女子ジュニア 渡部春雅、太田まどか

女子U23 川口うらら、矢吹優夏、山田夕貴


周回数は違えど、同時走になるということ。そして、1周目のトップをエリートだけではなく、ジュニア、U23のいずれかが獲りそうだということだ。 ジュニアに居る渡部春雅。そして、U23に居る川口うらら。 2年前の全日本でのこと。エリートを相手にしない圧倒的な走りを見せていたあか里、うらら、璃奈の元気3人娘を従えて富士見のゲレンデの最高点目指して先頭で登っていったのが渡部春雅。その記憶は鮮明に残っている。衝撃的だったなぁ。


1周目の予想は、うらら、春雅、ミポリン、優夏、実緒、愛華、瞳……とみるが、どうだろう。



つづく。

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