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CJ MTB 2020 11/1 湯船 展望 [MTB]

Coupe du Japon MTB 2020 CJ-U ゆぶね 展望

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Coupe du Japon は、日本語で言えば日本杯、英語で言えばJapan Cup。そのフランス語だ。その名の通り、日本のチャンプを決めるシリーズ戦。世界選手権とワールドカップが対で存在するように、全日本選手権とCoupe du Japonがあるわけだ。 


チャンピオンを決める対象はCJ-UとCJ-1のみ。全日本やCJ-2はランキング対象外だし、言ってしまえばアドバンスもチャレンジも、シーズン1位を表彰しないので、シリーズ戦としては対象外なのだ。知ってましたか? 

この感覚が薄れるのは、シリーズチャンプが華々しく表彰される場がないってことが大きいだろう。


これはワールドカップにも言えて、ワールドカップそれぞれの大会1つ1つの勝利者はその大会で讃えられるけど、ワールドカップのチャンプを讃える式典が別に用意されることはない(されているのかもしれないけど……)。


日本では、最終戦のそのレースの1位2位3位の表彰の後で、こっそりトロフィー渡されるだけだったりするからね〜。シリーズ戦を一生懸命頑張った甲斐がないというか。


ま、そんなこんななので、COVID19で無念の方々もたくさんいらっしゃるでしょうが、内輪だけでもちょっぴり盛り上げていきましょう。


Men Elite


自力タイトル獲得可能なのは言わずもがな沢田時。菖蒲谷でXCC 2位 XCO 優勝、深坂XCC 3位 XCO2位。合計522Pで2位前田公平を131P突き放して独走中だ。


今回、公平がパスしたので、自力考察対象は現3位の竹内遼(261P差)に移っている。 CJ-Uの最大獲得ポイントが320Pであり、全3戦のポイントが有効となるので、トキが実力通りに走りきればタイトル獲得だ。


XCCがあるので一言で言うのは難しいが、トキゆぶねXCO 7位以上でチャンプ決定。XCC 11位以上でXCO 8位以上、XCC 2位以上でXCO 9位以上。の条件で自力優勝でございます。


現2位ながら今回参戦せずで前田公平はエントリー時点で2年連続ならず。


3位竹内遼、4位山本幸平は三位以内、5位中原義貴二位以内、6位佐藤誠示、7位村上功太郎は優勝しないとタイトルに絡めず。という状態で、メカトラ等のトラブルが無い限りにおいてはトキが7位を外すことはないし、強い人はメカトラとは無縁なので、トキがすんなりタイトルを獲得すると思われる。トキとしては2016年以来四年ぶりの2度目のCJタイトルになる。


ただ、特筆すべきはこういうご時世という事もあり、幸平が最終戦でのタイトル争いのメンツに入っているということだね。


XCC


幸平。スッキリ勝ちましょう。


SCOTT平林安里、BSトキ、ドリームシーカー北林力、フカヤお遼の四人が少し抜け出て、マスクマンw平野星矢、WIAWIS義貴、TOYO竹之内悠、PAX宮津旭が少し遅れて続くというのがイメージ。今シーズン初登場、昨年ゆぶね覇者アサヒがどんだけ走れるのかが未知数だけど、彼はロングレンジのイメージが強いかな。


XCO


深坂から一ヶ月。全日本の1週間前。かなり仕上げてきているだろうから、幸平テッペン以外は想像できない。


激登りとスピードの高いずるずる下りのイメージあるゆぶねも、ワールドマスターズに向けて一年経ってどんだけ変化したかは分からない。だが、トラブルを誘うような箇所は少ないので、深坂のように中盤で機会を見て後続を引き離して、あとは一定ペースで勝利というのが流れかな。


幸平に絡める、もしくは前を走れるのは誰か。


スピードで絡めそうなのは安里、トラブルと別居して幸平の前で何処まで踏ん張れるか。


深坂から一ヶ月でパフォーマンスアップしてくるのは、トキとリキかな。トキは今年抜群の速さを見せるし、全日本に向けてまだあげてきそう。リキは気温が下がった最終戦に強いイメージがある。昨年唯一幸平に土を付けた日本人ライダーなのだ。


昨年のゆぶね優勝者アサヒも全日本前に幸平に存在感を示したいだろう。


今シーズンは降格無し。だし、全日本も残っているのでナショナルランキング考察は来週。



Women Elite


川口うらら、末政実緒、橋口陽子、平田千枝、早瀨久美、山田夕貴の六人が参戦。


シリーズ争いは、松本璃奈、矢吹優夏、そして今井美穂が参戦を見送ったので、うららと実緒の一騎打ちになっている。実緒、ゆぶねXCC1位XCO1位で700ポイントなので、うららXCC 6位、XCO 3位で710ポイントとなり、それ以上の成績になればタイトル獲得となる。 このメンツだとうららが四位以下になるケースは考えにくいので、うららのエリートでのCJ初タイトル獲得のカウントダウンが始まっているというところでしょう。


今回のXCCはまた男子と混走になるのだろうか。だったら音速な戦いが楽しみだなぁ。ねぇ。音速の若旦那。


XCC/XCOともにうららvs実緒はうららに分がありそう。そして、この二人で1位2位は堅いだろう。3位は今年XC初登場の2018CJチャンプ陽子と地元?千枝のどちらが調子を維持できているか。ここは楽しみ。久美、夕貴も双方の調子次第だが競り合う位置関係になると見て居る方は面白いね。


で、つづく。

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