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CJ MTB 2020 11/1 湯船 観戦記 [MTB観戦]

Coupe du Japon MTB 2020 ゆぶね 観戦記

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ゆぶね、好天の中無事開催されました。オープンな環境の中、管理が大変だっただろうけど開催していただいた努力に感謝感謝です。


次まで時間がないので手短に。 

XCC見たかった。けど、一応ナビは間に合うと行ってくれた時間に家は出たものの、やはり寄る年波の所為か、中央道に入った当たりから睡魔との戦いになり、仮眠でしのごうと思ったら爆睡。予定より四時間以上経っての現地到着となりました。はぁーー。


観客はどうも第3駐車場からのシャトルバスだったらしいが、試走はもう残り一時間でなんとか早く会場に入りたい、満車と掲げられているものの第1駐車場から多数の車が出てくるので第1駐車場に入れないか交渉して無駄に時間を費やしてしまう。できるだけ試走を撮りたいという気持ちと熱意は、駐車場管理の人には理解できなかったのだと思う。さらに観客用の第3ではなく、選手予備用の第2に回されるというオチもつく(翌日第2に行こうとしたらその事実を知らされたww)。


残り一時間だし、このまま……という気も起きたが、せっかく、下道でなく高速で来たのだからという変な貧乏性が、足をとどめさせたww。


スタートが大きく変わって、舗装路から南下して左にまがって直登、から、川沿いを拡げて北上するスタートになった。見るからにスゲえ土木工事だ。この改修によって、スタートゴール周辺の動線がかなり整理されて動きやすくなった。また、今までの846コースではあまり登場しない派手なバンクやジャンプセクションもスタートゴール付近に作られて、観客が楽しめる配慮もなされていた。


南の激登り区間(激登りはスピードが遅いので観客が長く応援できる)へのアクセスもかなり良くなっていた。惜しむらくは周回数が足りないので、そこに足を踏み入れる時間が確保できないことだろうか。エリート5周一時間ちょいはちょっと短いかなぁ。


撮影プランは、下のクラスは今回作られた長い橋の所から撮影スタートしてそのまま順行で登る。上のクラスはフライオーバーから逆進とした。ジャンプセクションやスタートゴールのまわりの映える絵も撮りたかったが、他のノラカメラマンさんにお願いすることにした。私の場合、あまり人のいないところで応援したいというのもあるからね。


あと、勢和多気などでも感じていたのだけど、トレイル的コースって見通しが効かずマーシャルの守備範囲が限定的になるので、人気のいないところに観客が居るというのも、もしもの時に助けになるかなという思いもあるのだよ。もしも、がないに越したことは無いけどね。


ただ、自分がそのもしもにならないようにする注意も必要。「今来たら、此処に逃げる」「今来たら、此処に逃げる」を常に確認しながら密行してますww。


前日土曜開催のXCCは、山本幸平は走らず、チームメイト北林力が制したようだ。平林安里が深坂に続いて2位。菖蒲谷XCCを制した竹内遼が3位。このメンツの並びを見ると、世代がまた一つ変わったのかなと思う。私がJシリーズに足を運ぶようになった時にエキパの蓋になっていた若者たちだ。


第一レースはキッズ。


846キッズレースはかなり登らせて下らせるのだけど、今年もまたスケールアップ。果敢に攻めるキッズを撮るのは楽しいね。ただ、キッズは視線が低いので低く構えるのがデフォ。肉体的にはちとつらいw。


第二レースは、チャレンジ、オープン、カデット


深坂2位で昇格権を手にしたはずの加藤直仁がトップ。(Nipopoさん自動昇格ではないですよと伝えてあげてください) 


だが、同時走オープンの小林義典がその前。なんか勝った気がしないのではないだろうかww。

ま、ちゃんと昇格しましょうね。ランキング昇格枠が1個減りますので。


第三レースは、男子ユースとマスターズ


2分差無しの一斉スタート。スタートの混乱で違うカテの選手同士で絡んでしまうことがなければ、この方が撮る方は楽なので好き。


ユースは、柚木伸元独走かと思いきや、高橋翔が食らいつく展開。それでもいつかは離されると思っていたが、翔が最後まで伸元を視界に収める走りを見せた。伸元の調子が悪いというのではない、2人ともラップタイム的にはエリート5位竹内遼のレベルなのだ。翔が詰めたというのが正解。全日本が楽しみだ。


マスターズは予想通り山本和弘がレースを引っ張り優勝。岡本紘幸もかなり粘ったが最後は三秒差の戦いとなった。そして、オカズな戦いに目を奪われがちだが、品川真寛今年初参戦でおかしな戦い成立となった。だが、今日のオカズな2人は速かった。それでもきっちり品川3位をゲット。全日本も3人出揃う。今から楽しみ。


その後ろでは、朽木でふがいない走りとなった反動か、吉元健太郎が抜け出て4位。そして、有持真人が宿敵酒居良和を直接対決で下して5位。いやぁ見ている方が緊張するような白熱の競り合いでございました。改めて、このお二人は1962生と1964生でございまする。


そして、その後ろでも50代3位登壇を奪い合う争いが勃発していた。叶英樹vs田林修吾。まだ叶英樹が50代という感覚が染みついて居らず、コースサイドでは叶vs堺章吾という40第トップ争い視点になってしまっていたのだけどねww。予想を裏切ってと言うより、50代予想では40と認識され、40代予想では50と認識されたw叶が7位出表彰台ゲット。田林が8位、そして40代トップ9位堺章吾となった。マスターズは40代より50代が元気なんだよね〜


60代の争いもなぜか直接バチバチやり合う位置関係。お互い意識しているのかなと思うくらいだ。直接対決では分がある奥村憲央がCJ2年連続チャンプ橋本寛二の前でフィニッシュ。意地を見せた。


第四レースは女子エリート/ジュニア/ユースとアドバンス


女子


1周目から川口うららが飛び出し、末政実緒をどんどん引き離す展開。その2人の後に付けたのは女子ユース、日吉愛華。今年初お目見えの早瀨久美が続き、スロースターターの橋口陽子、平田千枝、山田夕貴と続く。


太田まどかはフライオーバーの前の区間で吹っ飛んだようで、夕貴がフライオーバー通過時にスタッフに叫んでそれを知る。が、現状把握に難行してた。なかなか見通しの効かないトレイルコースの弱みを感じる。


それからしばらく考えてしまった。


選手がどんな状態なのかを即座に把握する態勢、危険な状態と分かったら救護者や医療関係者をなるはやで現地に送り込む体勢、そしてレース中にそこから安全に運び出す態勢。そんな危険を承知でレースに参加しているという意見もあるだろうけど、だからこそ想定外の事態をどれだけ減らすのかをみんなで考える必要もあるんじゃ無いかって。


答えは出なかったけれど、第一報から〇分以内に現状把握する体勢、それから救護者を〇分以内に現地に送り込むための体勢作り。アクセス道の整備とか、電動バイクを常備するとか。医療関係者がコース上にいることを選手に周知する方法やコース上で見掛けたときの対処方法をマニュアル化するとか。この業界だからこそできること、日本からルールを作っていくこともがあるんじゃないかってね。


レースはそのままうららが独走。なんと2分前に走り出したアドバンスのトップに15秒差。シングルだらけの抜きにくいコースでのことだよ。次レースで全日本を男子エリートで走ることになる2位の選手の目ん玉をまんまるにさせて45分レースで2分差ひっくり返したことになる。どうせならトップ獲れって煽ったよw。そこからの最後の下りだけで10秒は詰めてたからなぁ。全日本が楽しみ。


2位も変わらず実緒が走り抜け、陽子が千枝をかわして3位登壇。千枝、久美、夕貴での隊列になった。


ユース愛華は、実緒の後ろ陽子の前で1周お先にフィニッシュ。どんどん強くなるね。太田まどかはレース後救急車のお世話になったけど、クラッシュから再度走り始めてしっかり完走。そんな状態なのにしっかり前を追う走りを見せる。可愛らしい見た目とはうらはらにとても心が強い選手なんだね。


さて、女子の2分前走アドバンス。


ここで2位までに入れば全日本の日にCJのアドバンスではなく、全日本のエリートに出られる。それを賭けた戦い。 飛び出したのは星大輔。煙石隼也、前田真吾、小曽根誠、荒関徹とつづく。シングルの多いコースだしこのまま決まるかなと思ったが、煙石がトップに躍り出て、星大輔が後退。さらに小曽根誠が(エリート女子2人の応援を得て・本人談)2位に上がる展開となった。


ちゃんと申請してエリートとして富士見を快走しましょう^^


第五レース 男子エリート ジュニア 


男子ジュニア。


深坂で勝利した高本亮太vsチームメイトの副島達海。高本亮太が序盤に落車。トップに躍り出た達海が手負いとなった亮太の追撃を交わして勝利とタイトルを決めた。この二人は喜びも悔しさも身体全体から吐き出すタイプなので、見ていてすがすがしい。


男子エリート


九番コール三列目。スタートでもそんなに上位に上がれないように見えたが、フライオーバーに戻って来た時、全日本を11回も制した山本幸平が、狭い狭いシングルでエリート上位の猛者をかき分けてトップで戻ってきた。半端ない。


しばらくは、XCCの上位3人でもある北林力、平林安里、竹内遼と四人パックを形成したが、2周目にはお遼が脱落、3周目に安里も遅れ、4周目にはリキもチームメイトを視界に収められなくなった。


レースが始まる前にほとんど全てが終わっている。と、偉大なるインプ乗りがのたまっているが、幸平を見ているとそれを強く感じる。すべてをレースに合わせて準備してきているから、トラブルというトラブルに見舞われることなく自分の力をしっかり(敢えて全てとは言わない)発揮できているように見える。 Jシリーズから数えてJS/CJ戦13勝目。幸平はあといくつ積み上げるのだろう。。。


2位には、安定感が増してきた後継者リキが入り、3位にはやっとこさノントラブルレースをメイクして安里が2018年妙高以来2年ぶりのCJ-U/1の表彰台に上った。つぎは真ん中に復帰しよう。


4位にタレを最小限に抑えて次に繋がる走りを見せた中原義貴。5位は逆に高いペースを維持できなかったお遼が入り、3位までに入っていれば年間タイトルを手にするチャンスを逃した。1週間でなんとか修正して全日本にピークを合わせて欲しい。


前田公平、沢田時、中原義貴世代の次、リキ、安里、お遼に続いて、山口創平が7位、黒瀬文也が10位。そして、一桁常連にもう少し松田賢太郎14位を挟んで、今年アドバンスから上がった石川絃13位、久保一真15位。岡山優太19位と、25歳以下の若手がトップ20の約半数。なんとか、幸平が現役の内に競り合えるところまで登って欲しいと思うなり。


さて、今週末は全日本だ。

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