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CJ MTB 2019 11/10 ゆぶね 観戦記 [MTB観戦]

Coupe du Japon MTB 2019 下関 観戦記
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まずは、岡本さん品川さんごめんなさいm(_ _)m。タイトル争い展望思いっきりしくってました。同点で勝つのは岡本さんではなく品川さんでした。現場では理解できず、お家にたどり着いて、ルール読み返して、ああっ、でした。
同点時のCJタイトルはまず全日本の結果による。そのルールを最初に読んだときにCJタイトルに全日本は加算されないのだから、全日本がCJタイトルを左右するのはおかしいと思ってしまったのですな。だって、ポール・ギルズナンさんとか、イーヴォさんとか、外国籍ながらCJに参加してくれている人は全日本に参加できないのだから彼ら目線でCJタイトルを見ると明らかに不利でしょ。ワールドカップ結果に世界選手権の結果が影響するかって話しですよ。(スタートはランキング順だから厳密にいえばある程度影響はある。)だから、最初にルールを読んだとき、これはきっとリバイスが出るよなっと「ルールがおかしい」と理解してしまったのだと思います。よって、CJタイトル同点時はCJ-U/1直近の結果が本来あるべき姿だ→CJ-U/1直近の結果……だ、と短絡して記憶してしまったのだと推測します。そして、今までCJタイトル争いで最終戦で同点になる事はなく、この不思議なルールが白日の下にさらされることはなかったのだけど、いやぁ、まさか最終戦で同点になるなんて。
いくら言い訳しようとルールを曲解した私のミスでございます。大変申し訳ありませんでしたm(_ _)m。>品川さん、岡本さん
ということで、事実としては、下関時点で品川さんのタイトル決定でした。一ヶ月半前に遡って品川さんおめでとうございます。
さてと、時間はレース1日前に戻ります。
今回は実家の静岡に前日移動。16万キロに達した愛機ヴェゼルの半年点検とブレーキジャダーの調査。普段はほとんど回生ブレーキ領域で止まっているので感じずに済んでいるのだけど、山道の下りでは回生ブレーキだけでは止まれないので、エンジンブレーキ発動+ディスクブレーキ。そうすると車体が左右に揺れるほどのジャダーが発生し始める。半年前の点検では原因究明に至らず、今回の点検でキャリパーの変形に起因するものと判明。キャリパー交換でOK。一安心。しっかし、16万キロ走ってパッド交換無しって、ハイブリッドってすごいね。アフターパーツ専門のパッドメーカーさん大丈夫だろうか。
そして、ルディプロジェクトめがねの新型機注文。レンズのコーティングが剥げ始めたのと現場でカメラの液晶が見られない不具合解消のためww、とうとう遠近両用となります。Sony α77iiは焦点距離を変えられるファインダーで画像を見られるので今のままでも問題ないが、Canon 7Dmk2は本体付きの液晶で見るので画像判別できる距離では焦点が……。必要に迫られての投入となります。
さて、当日、栃木からだと0〜1時発なのが静岡だと4時でも余裕。でも、仮眠を取る可能性やフルコース試歩しておきたいという気持ちもあり、3時出にする。ナビでは6時には着く予定だったが、前日の朝も早かったのでやはり睡魔がむっくりと登場。新東名が単調なのもいけない。無事故最優先で仮眠を2度取り7時着。身体の衰えを感じるw。
山間でスペースが取れない関係で参加者だけでいっぱいになりそうな駐車場に、関係者以外ではほぼ一番乗りで駐車。ふと思ったけど、今後開催される大きな大会の時には駐車場が問題になりそうだね。出場者だけでなく観客の数をどう見積もるのか。オリンピックで若い頃の思いに火が再点灯したところに、往年の名選手が出てきたりしたら半端ない数が観客として集まったりしてねw。シャトルバスが出たりするようになるのだろうか。なってほしいな。
早速、試歩。順走方向で1周。
舗装路をしばらく緩く上って、左に折れて激坂区間。最初の100mは並んで走れるけど、後半は暗い森の中のシングル登り。きついコーナや根っこなどにより足つきする選手が出るとその選手より後ろはランニング大会に変貌する。登りきると尾根から少し下の斜面を行く。逆キャンバ気味の下りコーナーと、落ちてすぐ曲がるドロップがある。観客的にはなかなか行きにくいところだけど映えるスポット。斜面を少し登り180°ターンして尾根を戻る。
そこからは普通に楽しい尾根道。根っこいっぱいで跳ねまくる下りとか、鉄塔下をくぐって一気に登る坂とか、アクセントありつつ次第にコース幅が絞られていく。避けたつもりがコース上!!みたいなところもあるのでコース沿いに歩くのも注意が必要な区間になる。尾根道の最後に激落ち気味につづらってからフライオーバーの下をくぐるが、ここはまったくコース脇を歩けない区間。最初の激坂から順走方向で尾根道に入り込んでしまった観客をうまくスタートゴールに導けるように出来ると良いね!。
そこからスタートゴールエリアまで一気に下る。ここは感染ルートがある。つまり、スタートゴールから逆行すればフライオーバのクロスセクションに観客を招き入れるように考えられているってことだね。スタートしてから移動しても間に合い、1周で二回応援できるところ。周回数の少ないクラスの応援はここしかないっていう場所だ。
1度スタートゴールエリアに戻ったあとは、紅葉したもみじが目に美しい川沿いのフラットセクションを昨年とは逆行していく。終端から右折れて山に入って行くのだけど、このセクションは狭い。昨年より少し広がっているように見えたが、それでもコース上しか歩けず、ブラインドになっているコーナーも多い。ただ、走行方向が変わって下りではなく登りになったので、観客として侵入するのであれば昨年より圧倒的に互いに安全だ。好感ポイント。
登り切るとそこから砂利の引かれた整備された区間に入る。水処理など苦労されているのが見て取れる区間で、のんびり走ると楽しそう。ただ、コース脇を歩くには微妙な幅だ。この辺りを歩く頃には試走する人の数も増えてきて、山側の壁に張り付くようにして避けた。スピードが速くて隠れる木もないので、所々コース脇を歩いていては危険だと思われるところもある。所々に上下の動きのある映えそうなセクションなど用意されているが、そこで写真を撮ることと、そこに到達するまでに走行の邪魔をしてしまうこと。どちらが優先かを考えて今回は後半セクションを撮るのを諦めることにした。この区間は観客を招き入れるのは厳しいのかもしれない。前半セクションで充分楽しめるので、後半セクションはコース脇を歩かせずにピンポイント的にルートを作って映えるところに誘導するのが安全で良いのかもしれない。
フライオーバー後のセクションも入って行きにくい。が、上下の動きが激しいセクションが用意されている。飛ぶ人も居るけど飛ばない人も居るのでなめられると普通の絵になってしまい、全員撮りには微妙なセクションとも言える。公平が居ればどこのこぶで飛ぶか聞いておいて、背景的にも良いところを選んでその為だけに撮りに行くかもしれないが、今回は公平が居ないしな〜と思い今回はこのセクションも断念した。
試歩は大事である。
で、第1レースはキッズ。
八代さんのコースという事もあって黄土色?のウエアが多い。ワイワイギャーギャーいいながら笑いの絶えないキッズも、走る時はちょー真剣。カメラマン的には、キッズは実力の差が激しすぎで隊列が長くなり、周回遅れもすぐに発生するのでプラン通りにはなかなか行かないのだが、良い思い出として思い返せるような絵が撮れると良いなと思って走り回るw。将来のオリンピアンの幼少期の貴重な1枚になるかもしれないしね。知りたいこととしては、キッズA(高学年)の生年(学年ではなく)。あと何年でユースになるのかが分かると将来を見据えた観戦になるので妄想が膨らむんだけどな。
第2レース。チャレンジ、オープン、カデット。
アドバンスへの昇格を掛けた戦い、展望では<<小曽根は12位で417P。八木は11位で418P。遠藤立吾は5位で423P。榊原真二は2位で438P。内野善文、數馬清宏、厨子隆仁、笠井充は優勝で冨樫の上に入れる。このうち3人なら冨樫が昇格となるわけだ。>>と書いたが、優勝でしか10位以内に飛び込めない4人の内の1人、厨子が集団から抜け出てその権利を勝ち取った。1周目に出遅れた小曽根誠は、2周目にガツンと走って2周目最速タイムで6位から2位にあげてゴールに飛び込む。驚きで胸から目玉が飛び出しそうだw。音速なのに音速ジャージではない八木郁人は登りでの遅れを下りで取り返す走りを見せて3位。表彰台を飾った厨子、小曽根、八木の3人が10位以内に入り昇格を決めた。おめでとう。
カデットでかっ飛んだのは内野佑太。チャレンジの3位八木の後、4位奥田晃久の前で小さな身体のQ-unionジャージがフィニッシュ。生年が分からない(学年ではなく生年で決まるのです)のでユースへの挑戦が来年なのか、再来年なのかは分からないが、現時点でユースの江越柾也と同等のスピードを出している。来年の地元開催の吉無田が楽しみだね。
第3レース 男子ユース、マスターズ
ユースは副島達海vs柚木伸元。柚木伸元は一皮剝けた走りを見せた。というかこういうコースが得意なのかもしれない。ペースだけでいえばエリート3位を上回っており、下りセクションでは観客を唸らせる走りを披露した。副島達海もエリートトップテンを争うペースを刻みながらもついて行けず、悔しい2位となった。高橋翔もしっかりとペースをまとめて走りきり3位登壇。江越柾也もユース1年目をしっかり走りきった。
マスターズ。
今シーズン我々を楽しませてくれた岡本紘幸vs品川真寛のおかしな戦い。どちらかが圧倒するのではなく、岡本が富士見で負傷したり、品川がメカトラリタイヤというドラマがありながら、最後は同点で終わるという息詰まる接戦を見せてくれた。ありがとう。楽しませていただきました。
最終戦は登り要素よりも、根っこだらけの下りや砂利浮いた高速セクションのこなしで差がついたようで、バイクコントロールで勝る岡本が力強く勝利を飾った。来年もこの戦いが続くのかはまだ不透明(UCIが来シーズンからマスターズを30歳からでなく35歳からに変更した)なれど、マスターズがアクの強いメンツというだけでなく、これだけ盛り上げられるというのが分かって楽しいシーズンだったね。
F1でいうところのbest of the rest。2人の次の戦いは、展望通り、赤坂佳紀、吉元健太郎、酒居良和の3人がくる。そう、マスターズからのエリート移籍を企む田村竜樹にとってこの3人が壁になると展望したとおりの展開。田村はこのレースで5位に入ることが移籍権獲得条件。それに対して、おかしな2人と、この3人の壁を突き崩さないと5位に入る目はないのだ。そして、その3人の後で田村が現れるモノの、前の3人に追いつくというより後に迫る叶英樹、田林修吾、小寺知之、松尾芳秀との6位争いに巻き込まれる流れ。この時点でほぼ移籍権獲得は遠のいていた。
3人の壁は吉元が体調不調で5位確定(40 2位)。赤坂、酒居の戦いは最終周に酒居が赤坂を仕留めて3位ゲット(50 1位)。赤坂は4位(40 1位)。5位になる事を自らに課した田村は、後方との戦いに巻き込まれながらも何とか3人の壁の後でフィニッシュ(30 3位)。風邪っぴき5位吉元から67秒、わずか8ポイントで移籍権獲得とはならなかった。
田村の後は、叶(40 3位)、小寺(40 4位)、田林(50 2位)、松尾(40 5位)の順でフィニッシュ。50代表彰台の最後の一席は、2019全日本チャンプ塩見学と2018全日本チャンプの競り合いを20秒差で塩見が制した。11位(50 3位)と12位(50 4位)。
60代の2人。橋本寛二と奥村憲央の戦いは、ここまで直接対戦三回。いずれも奥村が2つ前でフィニッシュしていた。が、お互い意識したのか、順位を入れ替えながらバチバチの年代別の先頭争いを繰り広げていた。自分も展望書いてなかったら、この熱い戦いに気がついていなかっただろう。結果は奥村が最後に前に出て40秒差を付けた。17位(60 1位)18位(60 2位)。
第4レース 女子エリート、マスターズ、ユースとアドバンス
末政実緒 2連勝、おめでとう。
そして、橋口陽子のDNSにより出走時点でCJタイトルも決めた。おめでとう。
CJはシリーズ戦。全九戦の六戦ベストで競う戦い。各レースを仕切って盛り上げるのは各レースのオーガナイザの役目。とした場合、シリーズ戦を盛り上げて、シリーズ戦の優勝者を讃えるのは誰の役目なのだろうね。JAFの様に、管轄大会のシリーズ戦勝者を一堂に集めて表彰する場を作るというのがあるべき姿なのかも。ロードもシクロもBMXもトラック競技もJCFが全部集めて表彰する。各競技で総勢200名くらいが表彰されるのかな。みんなタキシードとドレス着て、それぞれの競技のトップカテゴリ勝者は「家族に感謝します」とかスピーチして、最後に全員で壇上で記念撮影。とか、そんな時は来るのかな。
いずれにしても、おまけのようにカップを渡されるのはシリーズ戦を観客の立場から盛り上げてきたモノとして何とも言えない空気だったなwww
2位は平田千枝。昨年の勝者。着実に走りきってナショナルランキングを1つあげて佐藤寿美の上の4位になった。
3位に重兼みゆき。本人は棚ぼたといっていたが、そこに居なければ表彰台に乗ることもなかったわけで、この日の3位表彰台はあなたのもの。素直に喜びましょう。
ユースは中島瞳、太田まどか、竹中希春の順。来シーズンはもう少し増えてくれると良いな。
マスターズは北島優子の1人旅。鉄塔下の登りナイスです。
アドバンス
さてさて、ここも昇格が掛かる戦い。
展望では<<河原12位以上で昇格 →ほぼ確定、清水6位以上で昇格 →まあ行けるかな、煙石、菊地、山西、長谷いずれかが優勝で昇格。誰かが取りこぼせば村田昇格。二人取りこぼせば國吉正紀昇格。3つとも取りこぼせば小嶋太郎昇格>>と書いた。
河原敦は前日試走で身体を痛めて出走するもDNF。で、村田悠歩の昇格確定。清水優太はDNS。で、國吉正紀の昇格確定。あとは煙石、菊地、山西、長谷のいずれかが優勝で昇格を決めるが、その一枠をゲットしたのは山西健司だった。優勝を予想すると調子が上がらず、書かないと優勝する。赤坂佳紀同様、こっち方面の人間は人の予想を外すのが好きらしい。
2位には長里諭が入ってシーズン後の特別昇格を決める。やはり強いね、このお方。3位には煙石隼也。神奈川工科大の自転車部。マウンテンバイクのブームが来るかもしれない今、数少ない大学チームの参戦。細々とでも良いから人を繫げていって欲しいな。
来年の全日本選手権はシーズン終盤の10月開催。そして、エリートの残留枠増加により、ライバルは今シーズンより10人少ない。全日本をエリートで走る戦い。アドバンスの昇格争いは来年も熱いぞ。
第5レース 男子エリート、ジュニア
展望通り、中原義貴と宮津旭のタイマンレース。義貴が先行し、旭が虎視眈々とスパートするタイミングを見計らう展開。白馬での2人の争いを彷彿とさせた。そして、満を持して旭がスパートをかけるが私の視界の中で転倒して、バイクの修復に手間取り義貴に先行を許す。万事休すと思いきやその後どうやら義貴もやらかしたらしく、再び旭がトップを取り返してゴール。今季2勝目を決めた。王滝広報部長おめでとうございます。
3位にはシマウマ焼鳥西山靖晃が初登壇。今シーズン師匠より前でフィニッシュしたのも初めてかな。エリートのトップ争いに新しい顔が加わった。7位に入った黒瀬文也も初一桁かな。若手が上位に食い込んでくるのは新鮮でいいね。
その7位に入れなかったので少し悲しい結末になったのがプロ引退後の復活小野寺健。やはり颯爽とトップテン圏内を走り、文也の後ろ8位でフィニッシュした。さすがだが、獲得したのは100ポイントでギリギリ降格となった。7位だったら120ポイントで一発残留だった。来季はアドバンスで颯爽と一発昇格してくれるでしょう。
そして、その残留争いは、小野良太が下関完走の流れでこのレースも上位で走り残留圏内に入ったが、小野寺健が昇格権に届かず、堺章吾はメカトラ、松井巡平も後方に沈んだ、もう1人可能性がありそうだった久保一真はトップファイブに入るペースで走っていたモノの、次第にポジションを落とし最後はフラットタイヤで残留の目は消えた。今シーズンはメカトラに悩まされる結果になったね。ということで、残留ラインを挟んでの入れ替わりは1人だけとなり、小林優斗がマナ板の上から残留側に切り分けられた。
残留職人魂見させていただきました。
ジュニアは、中島渉のDNSにより、高本亮太と杉山南の一騎打ち。亮太の圧勝でエリートで一桁争いが出来るペースだった。南のペースもレースを追う毎に上がってきている。来シーズンからは今年の経験が活かせる。楽しみだね。
帰りは仮眠三回で結局午前様。写真の時間合わせでトラブって翌日17:00まで掛かるというていたらく。身体鍛えなきゃダメだね。
おやすみなさい。


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