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全日本MTB選手権 2019 展望 その4 [MTB]

全日本MTB選手権2019 展望 その4
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オリンピックに関わる勝負について書かない。女子でも書かなかった。

幸平やDHの優勝者達が来週の話しをポロポロしているように、レバノンに行く人は既に決まっていて、観客不在で物事は進んでいる。協会側にもやむにやまれぬ事情があるのだろうし、選手も板挟みなのだろうが、やはりすっきりとしない案件である事に違いはない。書けば書くだけ、協会とレバノンに行く選手達を非難することになるだけなので書かない。今、書いているけどw書かないことにした。
つまり、3週間にも及ぶ時間が有りながら、前日にこれを書いているということ、何千字、何万字にも及ぶ書いては消しの繰り返しがこの裏にはあると思ってください^^;;
ってことで、純粋に全日本の結果だけにフォーカスした書き方にしますね。

Men Elite / U23
山本幸平が日本のそしてアジアの絶対王者である事に変わりはない。今シーズン、ワールドカップで久々のマイナスラップになってしまったが、その直後のワールドカップのレースでしっかりペースを戻してきた。トップテンを狙えるかもと言っていた頃にはさすがに及ばないが、完走できるペースを保って居るレベルこそが、アジアの王者である事とイコールなのだ。
その王者幸平に挑むのは、前田公平。(私の日本語変換を惑わす二人だ。公平と幸平って絶対変換し直しが必要になるのだよ)
幸平が絶対王者になって以降、年に1度か2度、日本に凱旋する幸平に勝てた者はたった1人しか居ない。斉藤亮、平野星矢、沢田時、中原義貴、平林安里、そして前田公平も日本ではダントツ1位の座を占め、vs幸平の筆頭にあげられながら挑戦して勝てていない。唯一、2014年の全日本修善寺で土を付けられたのみなのだ。
だから、公平が今、CJで断トツに速いと言っても幸平と対等の勝負になるのかというと?マークになる。幸平がワールドカップで完走するのは想像できるが、幸平以外に出来る人が居るのだろうか、と思ってしまうのだ。八幡浜で力強い走りを見せたキリルもワールドカップで完走できる選手ではない。
ということで、やっぱ幸平が勝つ。
その次の位置の争いはとなると、やはり公平。ロードの結果を見ても調子は引き続き良さそうであり、ドライ+森の中は乾かず一部ヌタヌタという状況となると、バイクの扱いが丁寧な公平には有利に働くはず。
日差しが強く、森の中が蒸すレースになると、夏の超暑い白馬で実績のあるブリヂストンの2人、平野星矢と沢田時が上がってくる可能性が高い。彼らが五輪候補の一翼を担うのは間違いなく、全日本のポイントは1ポイントでも多く獲得したいはずだ。モチベーションも相当に高いと考えられる。どちらが前かで言うと、ここ二戦は星矢が前でフィニッシュしているので、星矢が前と見る。
宮津旭はガシガシ登る系のコースに強いイメージがあり、果たしてフィード先のコースがどうなっているのかにもよるか。更に、ブリヂストンの2人に対して暑い夏の戦いで勝てていないのもあり、その後ろに留まりそう。
中原義貴は、今シーズン、公平と対等に走るスピードを見せられているが、最後まで持たないレースが続いている。一時の黄金のタレを独占販売していた公平を思い起こす。3週間でその傾向にどこまで対策が打たれているかによる。
小坂光。暑いの嫌いと言っているが、チャリ乗りは嘘つきの法則によれば、嫌いだけど速いとなる。地元東北……栃木は南東北みたいなものなので、地の利はある?
竹之内悠はたぶん大きな流れの中に居る。金曜eMTBで優勝。土曜XCEで優勝なのだ。連戦の疲れが残って惨敗か、モチベーションが続いて表彰台か……優勝の目はある?
エリート出走数争いを捨てて、XCマラソンに興じていた?門田基志。良いお年ではあるが、今シーズンはパフォーマンスを再びあげてきている。暑さにも強い。
今シーズンパフォーマンスを上げてきていると言えば松本駿。息子、娘の活躍に刺激を受けているのかな。田沢湖との相性も良い。山本幸平への勝負を挑む選手達がオーバーヒートするのを上手く料理できれば、さらなる上位も望めるはず。
ってことで、幸平、公平、星矢、時、旭、義貴、光、悠、基志、駿……と、今回は順位まで妄想。私が下位に予想した、または、名前が挙がらなかったから何くそと頑張った、という声を良く聞くので敢えて、書いてみましたw。
予定より上に名前が挙がった人、下位に予想された人、予想に名前が挙がらなかった人、上手く使ってパフォーマンスアップに繫げてくださいねw。
U23も熱い。
筆頭は平林安里。やっぱり綾瀬はるかと……いや、それは関係ない……富士見で見せたスピードは他者にとって脅威だ。圧倒的なパワーを持て余して機材トラブルや体調不良に繋がるようなケースも少なくなく、DNF率が高いのも安里なのである。昨年の田沢湖でも圧倒的な速さを見せながら沈んでDNF。ドライで機材トラブルも少なく、体調に対する対策も万全なはずなのでDNFはないとみる。
その後ろで隙あらばとトップを狙うのが、シャボン玉のハートをガラスを飛び越えて鋼鉄に替えてしまったかのように見える竹内遼。昨年の田沢湖でも、良い走りをして上位に絡みながらシャボン玉を割っていたと言う記憶があるが、鋼鉄になっていたら確実に安里に絡んでくるだろう。シーズン開幕からの流れで行くとね。
U23卒業する組の安里、遼に対抗するのは、誰なのか。
1997 平林安里 竹内遼 松本佑太 坂本章
1998 上野蓮 黒瀬文也 穴田玖舟
1999 木下雄介 北林力 小林慶次    
2000 村上功太郎 神永真一 藤木雄大 野村拓未 積田連 橋本嶺登 中村龍吉 久保一真
今シーズンの実績からすると、入学組の村上功太郎と神永真一。功太郎の心配な点は、愛媛からの長距離移動だろうか。ロードで強い選手は、タレにくいというイメージがあり、暑さが本気になったら遼を追い落とすだろう。真一は功太郎には昨年の菖蒲谷以降勝てていないので、ここで勝っておきたい。今年からのエリートでずっと一桁フィニッシュは功太郎と真一だけなのだから。
国内実績無しで気になる名前は、北林力と中村龍吉。リキは幸平がチームメイトとして認めたように力はあるのだが、それが2シーズンに渡って実績として積み重なっていかないことが彼の心にどう影響しているのかは気になる。ここで安里の前を走れたらとても良い実績になるだろう。それだけの力はあるはずなのだから。
龍吉はほとんど初挑戦という状態で昨年全日本Junior 5位。それが経験を積んでどう出るか。ロードで鍛えた足にテクニックが整えば無敵になる可能性もある。
そして、今シーズン、ずっと推してきている藤木雄大。登場以来、ずっと右肩上がりできた彼にとっては、初の足踏み状態なのかもしれない。人事を尽くして天命を待つ。そんな心境に早くなれると良いな。
ってことで、エリート同様10位まで大胆妄想。
安里、功太郎、遼、真一、力、蓮、龍吉、佑太、玖舟、雄大
U23の皆様、大胆に覆してください。
追記
2日目の帰り際に音速組の3人とばったり。音速卒業して日体大ウエアに身を包む川口うららは昔と変わらず明るいキャラのままだった。音速の若頭岸本直樹、音速の鉄砲玉坂本章は、完走を宣言!!……出来るのでしょうか>音速の菖蒲師小野良太様。


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