SSブログ

全日本MTB選手権 2019 展望 その1 [MTB]

全日本MTB選手権2019 展望
今年もやってきた全日本選手権。7/19のe-MTBによる選手権を皮切りに、7/20ダウンヒル、7/21クロスカントリーが行われる。
36508108_2376533889240021_2889722209419395072_o.jpg
場所は、田沢湖。全日本というと富士見パノラマ……というのは最近の定番だったと言うだけで、田沢湖も由緒あるMTBの会場である。全日本開催では年間シリーズ開催だった頃の1995年第3戦にまで遡る。富士見パノラマの初開催が2005年なので、歴史で言うと田沢湖の方が長い。年1回開催に戻ってからは2004年、2007年、2008年と、計4回全日本を開催しており、11年ぶりの五回目(年1開催では四回目)の全日本開催というわけだ。
1995年の表彰台は、三浦恭資、山口孝徳、西田和弥と谷川可奈子、川崎典子、藤掛礼子。さすがに時代を感じるね〜。2012から観戦の私にとって有'視'以前の方々の名前が多いが、女子についてはMCネタになるよね。24年ぶりの'全日本'田沢湖での勝利または表彰台って。
2004年 野口忍、竹谷賢二、色川浩樹。片山梨絵、田近郁美、中込由香里
2007年 竹谷賢二、山本和弘、千田尚孝。片山梨絵、矢沢みつみ、中込由香里
2008年 山本幸平、辻浦圭一、千田尚孝。片山梨絵、中込由香里、田近郁美
2008年の幸平の優勝は、全日本初制覇であり、そこからの6連覇の始まりの大会でもある。幸平の栄光の歴史はこの田沢湖から始まったと言っても過言ではない。……なんて、これもMCネタだよね。
記録でいえば、幸平は2008年以来12年で11度目の全日本優勝がかかり、12年連続の表彰台というのもある。エントリーの中に幸平以外全日本覇者はいないので、幸平以外の誰かが勝てば、無論初優勝だ。マニアックなネタとしては、平野星矢の全日本シルバーコレクター五回で単独トップという記録もかかる。ちなみに現時点4回で星矢とタイの位置に居るシルバーコレクターは、Proride監督の江崎孝徳氏である。
女子で言えば、今井美穂の全日本2連覇、小林可奈子の全日本4回目、末政実緒の全日本3回目がかかり、可奈子が獲れば24年ぶりの全日本田沢湖制覇、2017年に田沢湖が復活してからの田沢湖3連覇という記録にもなる。
田沢湖のコースは未だ発表されていないが……と書いてあったが、この記事のアップ直前にサイトにアップ。シコシコ書き直しと相成りました。スタートフィニッシュが昨年と変わって下の広い駐車場になるのは分かっていたが、昨年とは重なるところが半分にも満たないくらいに全く別のコースになっていた。がんと登って一気に下る部分は全てカットされ、競技場の周りをぐるぐるする方が延長された。
これじゃあ、全日本の為もあって昨年、スケジュールやりくりして田沢湖に足を伸ばした意味が無いじゃないか、などとため息いっぱいwww。試走も45分しかない。4km以上の山道コースを一周回って動線チェックを出来るのだろうか、と思うと、これまた気が重たいなぁ。ま、そんな苦境に立たされてそれを解決しようと考えるのもまた楽しいんだけどねwww。Mでは無いですよ(断言)。
ちなみに前日にはダウンヒルが開催されるよね。ゴールは側にある……これも今回のコース変更でちょっと離れてしまったが……ので、ゴールからコース沿いに登っていくとすぐ森に入っていける。コース脇の草や木は刈られていないと思われるが、競技者に気をつけながら少し森に入っていくとすぐにテクニカルなセクションがあるので、時間が取れるならばそこで見てみるのも良いと思う。ちょっとしたところでも上手い人とそうでない人との差がはっきりと分かるので参考になるし面白いだろう。
田沢湖ダウンヒルには、富士見のような「まじかっ!!」ていうようなジャンプはないが、跳んだり跳ねたりを見ようと思ったらかなり上まで登ることになる。軽い登山のつもりで登れば、XCのコースでは拝めない田沢湖湖面を一望できる場所に出られる。ここでぼーーーっと景色を眺めながら一定間隔で出てくる選手達を眺めるのも一興だったりする。ライブで結果が流されるということなので、今の選手上手かった→やっぱ速いね、という楽しみ方も出来るようだ。
身体の重心を意識して観ると、上手い人ほど上下左右にぶれずに進んでいくんだよ。ガレ場は下位の人がラインを選んで必死こいてクリアするところを、上に飛んでラインを選ぶことを省略しちゃったりねw。XCしか知らないライダーはそんなのを目に焼き付けて、自分の走りに取り込んでいって欲しいなと思うなり。
さてと第1レースは、8:30- チャレンジ、アドバンスから。
Men Advance
全日本じゃない人達は、朝一のレースでさっさと走っちゃいましょう的な演出はいいね!アドバンスの人が全日本は全日本で走りたいと思うモチベーションにつながり、ひいては、その昇格席を争う戦いが盛り上がり、それを観客は楽しむ事が出来る。
ってことで、アドバンスの観点は、来年はエリートで走るぞに移行となる。特別昇格枠はあと10枠。そこに川越CJ-2が追加になって、2勝でポン枠が1つ発生。アドバンスからのランキング昇格枠は10枠。まだ21名が来年のエリート参加シートに座る権利がある。厳密に言うと最終戦はランキングが決定してからの特別昇格になるので、ランキング枠で上がれる人が特別昇格枠をゲットすると、実質二つ目減りする。2勝でポン枠も達成されるとは限らないので、最小ケースでは18名の昇格シートになる可能性もある。
2020五輪イヤーの全日本エリートを走る権利を得られる最初の二つの枠は誰になるのか。
今年初参加組は6名。一発で登る速さを持つのは橋本青空かな。あっち系の方もエリート復帰を一発で決めてしまいたいだろうけど、体調を崩していたので今回は可能性は低いと見る。
既出走組で言うと、今年の実績的には高木倫太郎が筆頭か。なにかと期待の一つ外しを行くピンクの倫太郎。今回はてっぺんを逃しての2位か、昇格権を逃しての3位か、表彰台を外しての4位か、それたもそういう期待を裏切っての優勝かw。富士見の惨敗を引きずるのだけは避けよう。
一里野で攻めの走りを見せた信田淳一が対抗。そこに鈴木正広、小嶋太郎、菊地省吾が絡んでいくと思われる。流れ的には菊地がスカッと行きそうな予感。
Men Challenge
妙高優勝の色川岳宏、富士見3位の宮崎陸、吉無田5位の早瀨憲太郎、富士見6位の渡邉勇大。初参戦組は情報が少なく、リターンライダーとか、何かの競技のトップ選手とかいうことは無さそう。
東北の意地で色川が制するとみようか。ま、アドバンスとの混走になるので、お互いの順位の把握は難しいだろうから、応援している人が順位と前との秒差を伝えてあげられると良いね。
ドリームシーカーレーシングがルールをよく読んでいなかったのか、エリート、マスターズ、U23の全日本3レース制覇は断念したようで、山本和弘の名前がマスターズからエリートに移動。
ってことで、以下は大幅に書き直し〜wwww
つづく。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。