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CJ MTB 2019 6/30 富士見 観戦記 [MTB観戦]

Coupe du Japon MTB 2019 富士見 観戦記 その1
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ちょっと間が空いちゃいました。はい。落ちてましたw
前橋から始まった4連戦。一里野、妙高と来て、ここ富士見で終了。
その横で、オリンピックにMTB代表に向けてのポイント獲得合戦が始まったり、今年役員になった町内会の行事がポンポンと飛び込んできたり、富士見の横ではロードの全日本選手権が開催されたり、と、いやぁ、過密スケジュールでございましたw。ずっと雨だったしね。カメラはかなりやつれてますwww
更にそこに我がホンダのF1が予定外?の優勝。富士見から帰って、娘(もう大学生なのに……)のご飯作って食べさせて、ランキング反映して、HDDに移行し終わった写真の整理を始めようとしたら、、、、、パソコンの画面に優勝との速報が……。なにぃぃぃ、生で見れんかった(T_T)。
ヨーロッパF2の時からずっと追っかけてきて、生放送が見られるようになってからは「ここ」っていうシーンを見逃したことは無かった。だーれも期待していなかったハンガリーだって生で見た。なのに……。なのに……。なのに……。いやぁ、見逃しちゃならんぞレーダーが起動しなかったことに愕然とした日曜の夜でございました。
いやぁ、落ちました。
今週末は、土曜の夜に町内会の役員会、日曜の朝に町内会の定期清掃。よって2日ともフルに動けず、久々のぐだーーーーっとした週末。
さて、振り返りますか。

まずは土曜日のこと。
恵理さんおめでとう。
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全日本選手権ロード、ITTの圧倒的な連覇。そして、その2種目での五輪への切符をほぼ手に入れられた。やっぱ、一緒に一度しかない五輪への道が「ほぼ」決まる戦い。チョー悩んだけど、見逃さなくて良かったよ。(ちなみに男子は別ルールなので全日本の結果は五輪選考にほとんど影響ない)
「ほぼ」の補足。女子ロードの選考基準は、優先付きで9つの基準があって、1〜4は世界のツアーレースでチームのエースでないと狙えないような順位を取るというもので、現状の日本選手ではほとんど無理。で、5番目が2019全日本選手権で1位、最後の9番目が全日本選手権で2位である。東京五輪はすでに二枠あるようなので、今回1位になった與那嶺恵理さんはほぼ決定となるということ。6〜8の基準もヨーロッパで優勝という条件で可能性が少ないので、今回2位になった金子広美さんもほぼ当確という位置づけ。つまり、東京五輪を決める戦いだったわけです。(選考基準の見直しの可能性も無いでは無いけど、なければと言う条件付きで)
ま、MTBで言うと、八幡浜で五輪出場を決めていた時代のまさにその大会と同格の戦いが繰り広げられたのだ。CJ DH開幕戦とダブってどっちに行くか悩むのもの分かっていただけるでしょ。ね。ね。ね。
あと、五輪が開かれる会場ということでの目線も持って臨んだけれど、観客にどんな風に見せるんだろうね。会場に入ったと言っても中を1周するだけなんだよね。スタンドに行ったらゴールシーンを遠くに見るだけだし、会場内に入る人はFSW内のコース脇を全部埋められないだろう。ちょっと演出しないとすかされたような感じになっちゃうかなって思った。
ちなみに私は沿線で五輪観戦の予定だが、最近出てきた情報ではそれもいろいろ難しそうw。ジャパンカップの古賀志の登りの距離感で選手のスピードが落ちる登りで間近に見られると良いのだけどね。何年も続けて来て大きな問題を出していないジャパンカップのノウハウを上手く活かせないものだろうか。
午前にはU23のレースもあったし、功太郎も走るというので1日FSWという選択肢もあったが、ダウンヒルも開幕戦。そりゃ開幕戦でしょってことで、ダウンヒルは試走のみ撮らせてもらった。
とはいえ、やっぱ試走は試走だね。本気走ではないし、泥での着替えもあってウエアも本気モードではないのでライダーの気合いの入った絵は撮れなかったなぁ。ダウンヒルは今回撮れなかった分、全日本で頑張ろうと思う。ウイングヒルズ、十種ヶ峰はむずいので、残りは妙高。中川さんのような絵には届かないけど、少しでも近づけるように精進しなきゃなと。
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それと、特に今回の富士見はユースの出場者が多かった。昨シーズンはユース決勝の5人枠でさえ埋まらないことがあったのに、今年はなんと14人が出走していた。CJでは今シーズン全日本含めて年間5戦しか開催されず、過去最低レベルになってしまったが、若手の増加で回復の兆しは来ているのかもしれない。この流れを後押ししたいね。
さて、日曜日。
前日、ダウンヒルの撮影の時には曇り。FSWでは、断続的な雨。そして、富士見に戻ったときは既に雨模様に変わり、結局一里野の時と同じような断続的な雨が襲いかかる状況になった。しかも、薄曇りにまで回復して泥が重くなって、そこに雨が降って更に耕すという難環境。一里野よりもメカや転倒に関する状況は厳しかったように見えた。
Men Challenge
1位 高平 瑞歩
2位 岡田 紀彦
3位 宮崎 陸
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スタートは下松仁、高平瑞歩、上原元樹が飛び出る。高平は別として、下松と上原が出たのは意外。ただ、この富士見のスタートはスタートダッシュ後のフィードエリアを通って入るシングルが狭く長い。「ちょっと」遅い人に前に入られると、再びフィードに戻ってくるまで付き合わされることになる。なので少しでも前の位置でシングルに入りたいという意思の表れと考えられる。
U23矢吹優夏を迎え、多様化と若返りが進むおっさんチームBBQは、更にU23世代の宮崎陸を投入してきた。スタート下斜面の狭いシングルで、見守る仲間の前で果敢なアタックを見せて沸かせるw。
第1レースはオープンで1周レースの人も居るので、右ゲレンデの下りと最後の登りを撮れるように待ち構える。ゼッケン893が妙にマッチする高平、オレンジウエアと丸く開いた口が巨神兵を想起させる岡田紀彦、昨年若干1名が昇格申請をしなかったためにチャレンジ残留となった菅大介、BBQ宮崎進ジュニア陸、その界隈ではとても有名人っぽい渡邉勇大、段々絞れてきたかな奥田晃久と続く。早瀨憲太郎は最初良い位置まであげていたが、1周目後半で既にメカトラに沈んでいた。
と、ここで大問題発生。本体をラップでぐるぐる巻きにしていた為にモニタが使えず、その上にファインダ中央部が曇ってしまい、デジカメなのに釣果をまともに確認できない状態で居たのだが、中央部が曇っているファインダーの外周部が、シャッターを押す度に白くなるのが気になり始める。EVF(エレクトリックビューファインダかな……)ではくっきり見える(真ん中曇ってたが外周部は見えてる)のにシャッタを切ると全画面が真っ白になるのだ。
1週間近くたって未だに原因が掴めていないが、撮ったものを並べてみる限りにおいては、70-200の200側では症状が少なく、70側で真っ白。なので、レンズ側の何処かで曇りが発生していたことは間違いない。だが、それだけではEVFではくっきり見えるのに、撮影すると真っ白になる説明ができない。EVFは素通しのファインダでは無く、一旦ファインダ用のセンサでデジタル情報に変えホワイトバランスや露出補正がされたものを有機ELファインダーで見て撮る構造。つまり、撮影用とファインダ用の2つのセンサがある。と考えると、ファインダ用のセンサが生きていて、撮影用のセンサに向かう経路か、センサそのものが曇ったと見るべきなのかと思う。いずれにしてもお初の症状で、しかも、1周しか撮れない小口真里の撮影後に気がつき「そして僕は途方に暮れる」状態であった。
チャレンジ後半は雲を通して薄光りの差す状況。本体のラップを外し回復を図ったが、症状は悪化の一途。早めに切り上げて次のカメラで撮るという判断が出来なかったことも後悔になる。結局予定していた最後の登りで全員を捕まえることを断念。車に戻り、雨に弱い伸縮するズームレンズしか持ってないCanon号を手にして会場に戻った時にはほとんどレースが終わっていた。チーン。
レースは高平が後方との距離を保って走りきって優勝。2位にはここまで朽木3位と一里野4位で昇格あと一歩を繰り返していた岡田が入って昇格を決めた。そして、3位は戦前ローラーの上で一本指を立てて初参戦での優勝を宣言していた?させられた?宮崎陸が入る。次で決めよう。
Women Challenge
1位 松井真由子
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1人旅。ペースも充分なので申請すればいつでもエリートで走れると思います。旦那様と同じレースで走りたいというので無ければw、ちゃちゃっと申請してみましょう。
XC Men Youth
1位 柚木伸元
2位 副島達海
3位 高橋翔
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落合康生がホールショット。GRM系ライダーは一成、悠佑太、大地の流れを汲んでスタートは強いね。一方でスタートに失敗した高橋翔が最後方から追いかけていく。
1周目の最高地点は副島達海が制する。続くは柚木伸元、そして出遅れた翔が追いかけていく。4位の福永隼人の後ろには2分後スタートのアドバンスのトップ(小林慶次)が来ていて、それより後ろはもう順位の把握が困難になる。2周目も達海がトップを維持していたが、3周目伸元が達海を交わして前に出ていた。達海は3周目で三分以上ペースが落ちているので、フラットタイヤかメカトラに見舞われたと考えられる。伸元は最後まで集中して走りきってCJ-1初優勝を決めた。
達海はトラブルの鬱憤を晴らすかのように最後の直登でアドバンストップ(丸山厚)を豪快に抜き去って、更に突き放してゴールに飛び込んでいった。悔しい2位だっただろう。
3位には高橋翔。タイヤの選択をしくったようでまるで初心者下のようにふらふらと下っていた。それでもなんとかまとめて表彰台を確保。3人とも田沢湖に向けて思いを抱えたはずだ。
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その後ろでは江越柾也がクレバーな走りを見せる。バイクの扱いがうまいのもあるだろうが、難しい状況でペースを乱さずに淡々と走っているように見えた。ヌタヌタな所を走っている時でもカメラを見つけてサービス精神を表す余裕も見せるマチャ。Prorideの中では監督、創平の流れを継承しているね。これからが楽しみだ。
Men Advance
1位 丸山厚
2位 小林慶次
3位 向⼭浩司
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皆様からお褒めの言葉をたくさんいただいたのがこのクラス。丸山厚という名前を見逃していた人が多かったことと、小林慶次の一発昇格を展望したことが評価に繋がったようだ。
レースは想定通り。最後方スタートを余儀なくされる丸山厚は、前年の富士見春でスタートで前を焦りすぎて失敗したことを反省して、最初はがつがつ行かずに隊列が落ち着くのを待って1つ1つ交わしていく走りにしたようだ。1周目の最高地点でで小林慶次、向山浩司の後ろにつけ、2周目でトップに立ち、そのまま走りきって余裕の優勝。やはり強かった。
小林慶次。昨年山形県ローカルレースのダリアカップで、東北地方のそうそうたるメンツをドカンと置き去りにして耐久レースを独走優勝して見せた彼。やっぱ本物だったね。全日本はU23。安里、遼たちとどんな戦いを見せるのか。楽しみだ。
そして獲っちゃいけないアドバンスの3位。そんな希有なメダルを何個も欲しがるのは、たぬきさんとこの福王寺大樹だけかと思っていたが、なんと、2017富士見秋,2018白馬,そして2019富士見の3年連続3個目のブロンズオブアドバンスをゲットする男が登場。向山浩司。こうなったらたぬきさんの六個という大記録を更新しに行きますかね。
つづく。


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