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CJ MTB 2019 6/30 富士見 展望 [MTB]

Coupe du Japon MTB 2019 CJ-U 富士見 展望
特筆すべきは今シーズン富士見パノラマが1回だけってことだろう。
いまだに富士見パノラマに「乗り」に行ったことの無い私であるが、年に7回「撮り」に行ったことがある。富士見春DH、富士見春XC、全日本選手権DH、全日本選手権XC、シマノバイカーズ1日目、富士見秋DH、富士見秋XC。今年はそれがたった一度になる可能性もある。なんかさびしい気もするが、それだけ廻りの大会が充実してきた裏返しなのだと考えようか。
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コースは、スタートで緩く曲がって登るのが特徴的。その後フィード前通って、シングル下りへ。シングル入り口の所で必ず渋滞が発生するw。そこからはスタートの下側斜面に一度戻ってきて、更に下りながら駐車場の脇に出て最下点、そこからえんえんとクネクネ登っていく。この部分はコース脇がないので、遠くからは姿を確認できるが観戦には向かないエリアだ。登り切ると一度ゲレンデに出てフィード。そこからゲレンデをいったり来たり横断しながら上まで登り、再度林の中に入って富士見最大の名物になる大岩越えで下る。林の中を登り返してもう一度ゲレンデに姿を現すと、スタート地点から見て左右2つのゲレンデを繋ぐ林の中に入って行く。右側のゲレンデに出ると、DHの射出口の更に上まで登って折り返して草上フラットクネクネ。真ん中の林エリアにあって昔は名物だった根っこ下りゾーンに入って、その後登り返したり、クネクネしたりしながらスタート地点まで下ってくる。真ん中の林の下端をなめるように再度左側のゲレンデに戻って少し登り、テクニカルセクションを下ってきてバックストレート。最後は右側ゲレンデをちょっと登り返して折り返して下って足きりゾーンを抜けてゴールへ。
観戦ポイントはスタート側の下斜面にバンクやジャンプが設定しているエリアがあったり、フィードの側にロックセクションがあったり、フィード上の林の中に大岩越えがあったりするので左側ゲレンデをウロウロするのが良い。右側は以前は林の中の下りが名物だったが、根っこを回避するような設定になって難易度が下がったこともあり観客の興味を引かなくなった。あとは応援の声を掛けやすくスタート地点に戻りやすいというのであれば最後の直登ゾーンだろう。ま、右側ゲレンデにたむろするのはどちらかというとツウな面々だったりする。
Men Elite
前戦妙高に続き、平林安里が登場。そして、リッキーことドリームシーカーの北林力が今シーズン日本初登場。山本幸平とともに世界を転戦してきたリッキーの成長が見られる。
五輪ポイント獲得合戦で忙しい幸平とBS沢田時、平野星矢。UCIレースとはいえ1位10PのClass 3レースとなる富士見ではなく、1位60Pが得られるClass 1の大会などに出るのだと思われる。幸平はポーランドだとS2のレースか、、、トキ星矢はトルコかな?手の内を明かせない3人の争いはちょっと緊迫感あるね。
レースは、まずは平林安里vs前田公平だろう。今年朽木、一里野で優勝、八幡浜でも日本人1位の公平と、昨年幸平以外は誰も勝負にならなかった独走の安里。この富士見が今シーズン公平、安里の初顔合わせ。否が応でも注目せざるを得ないよね。
この2人に絡んでくるのは今シーズン公平に迫りながら二度敗北を喫しリベンジに燃える宮津旭。吉無田で初優勝し八幡浜でも粘り強く走った竹内遼。朽木で復活の兆しを見せ、八幡浜で戦える場所に戻ってきたことを印象づけた中原義貴。村上功太郎は全日本ロードとの連戦になるので、前日ロードで早々におろされるのであれば調子が悪いし、調子が良ければがっつり走ってしまうので今回は無理か。泥で強さを見せる小坂光が光るかもw。
XC Women Elite
日本人だけで言うと出席者14人で八幡浜を超えた。良い感じ。
まず今井美穂。八幡浜の走りを見る限りここは堅いと思われる。
そのミポリンに勝負を挑むのは、復帰後一戦一戦毎に調子を上げてきている末政実緒。泥の富士見が予想される中、バイクコントロールに長ける実緒はそれを強みにするはず。登りはフィジカルに勝るミポリンがぐいぐい引っ張ると思うが、下りやちょっとしたテクを必要とする場所で実緒がすっと間隔を縮めるという光景が妄想されるが如何に。
その2人に絡んでいけるのは、泥の妙高で良い走りを見せた矢吹優夏だろう。昨年の妙高では泥に苦戦するミポリンを中島瞳と2人で追いかけていたのが印象に残る。橋口陽子はスタート後のシングルが長いだけに、いつもの様に出遅れると勝負にならないだろう。佐藤寿美はスタートで飛び出してシングルを先頭で入り、オールアウトにならないペースでレースコントロール出来れば勝機はあるか。誰に対しての勝機かは本人のこのレースでの目標にもよるけどね。
ただ、ユース同時走になるこのレース。いつも飛び出る中島瞳だけでなく、渡部春雅が登場する。朽木はエントリーのみでDNSだったが、こちらは出てくると思われる。全日本で川口うらら、松本璃奈、小林あか里、そして、全日本王者のミポリンの前を走ったユース春雅。泥の富士見では乗車率が上げられず苦戦していたという過去はあるが、それからバイクコントロールも成長しているはず。ミポリンにとってはエリートの1位を獲る戦いか、女子全体で1位を獲るために多少無理な戦いをするかという選択を迫られることになるのかもしれない。もちろん中島瞳も春雅に焦点を絞って戦いを挑んでくるはずだ。ただ、ユースの2人は全日本ロードを走るので、中1日がどう影響するのかというのも妄想をくすぐる。さすがに今回はミポリン側に分があるか。
Women Masters
北島優子、青木寿美恵、辻瑞穂の3人。辻瑞穂、北島優子、青木寿美恵と読む。
Women Youth
渡部春雅、中島瞳、太田まどか。ロードとの連戦や泥でDNSの可能性も無いでは無いが、渡部春雅、中島瞳、太田まどかと読む。
Men Junior
松本一成。一里野で2分前スタートの父マシュンに追いつこうかという走りはジュニア時代の安里のように1つ抜け出たイメージを私達に与えた。近い将来2分後スタートなのにエリートを全員食ってしまう時が来ると。
そんな彼に続かなければならないのは山口創平、中島渉、高本亮太。全日本前の最後の戦い。3週間間が空く。出し切った戦いが見られるかもね。北林仁、杉山南、岡山優太、丸山樹もエリートで同一周回完走する力を既に手に入れている。壁はもがいている内にいつの間にか越えているもの。信じられる大人の助言を正しく受け止めてもがき、一成に続け。
Men Youth
達海が1つ抜け出た感のあるユース。朽木とメンツが似通っているので、その通りにゴールにたどり着くと考えると、達海、柚木伸元、高橋翔、福永隼人。福永隼人もロード走って中1日走行となるので上位3人は決定かなと思われる。
Men Masters
68人。いいね!
岡本紘幸vs品川真寛のおかしな戦い。第五戦。吉無田、一里野と雨のレースでヌタヌタ下りがあると岡本に軍配が上がる。とすると、今回、品川に勝ち目はないか。
2人の後は、SSを封印し、全日本に向けてギアチェンジの練習を始めた吉元健太郎。ちゃんと予想しましたよ。行っちゃってください。

<追記>言い訳をさせていただけば、エントリーリストを見つけられず、五十音順入金確認リストをベースに展望を初めて居たため、マスターズは重要人物の2人、斎藤朋寛と國井敏夫を見逃す結果となりました。なんてこった。
前橋XCE/XCCでエリートを脅かす走りでマスターズ2勝をあげた巨人斎藤朋寛。ギアチェンジを覚えた野人を押さえ込み、竹谷賢二、品川真寛との三強のメンツを保つか。ま、今年は岡本紘幸が加わったので四強になるが。。。
國井敏夫も全開朽木はポッキンからの復活道半ばということだったが、それから二ヶ月、王滝という長い振動の刺激も入って万全のはず。ちなみに王滝100kではあの岡本より前でフィニッシュしているのだ。野人吉元ではなく、おかしな戦いに参入するのが筋かもしれない。
対抗は昨年白馬優勝の石川正道。前戦妙高で村田隆に差を付けて勝ったことを見ても調子は良さそうだ。一里野と同じ雨だと、上位の相対関係はそれほど変わらないと考えられるので、大橋尚哉、酒居良和、青木誠、有持真人、それに村田隆が加わってくるかな。
Masters30 おかしな戦い+ドラゴンとたぬきの戦い。ドラゴンの腰が爆発しなければ、下りの強みでドラゴンの勝ちで、岡本、品川、田村。
Masters40 野人吉元、七海パパ石川、Rain man大橋尚、次点青木。
Masters50 酒居の優位は変わらずか、村田、有持と見る。
Masters60 橋本寛二1人。
Men Advance
さて、全日本を全日本で走る最後のチャンス。最後の2枚は誰の手に。
とはいえ、今上位でランキングしている人は突き抜けた速さがないという事でもあり、初参戦組の13名の方が可能性が高いと思われる。
筆頭は知る人ぞ知る丸山厚。昨年も全日本富士見で走り、チャレンジでぶっちぎりの優勝をして見せた。安藤光平も昨年富士見春でのチャレンジ一発昇格組。小林慶次も一里野で一発昇格したばかりだ。昨年Wエリートながら出走に繋がらなかった和田良平も虎視眈々と狙う。
既出走組では、妙高優勝の圓山浩晃。一里野4位のピンクの高木倫太郎、一里野5位の向山浩司。一里野6位の山田憲司。八幡浜5位の川久保夏貴ってところだろうか。
丸山厚、小林慶次、安藤光平の一発昇格組がくるとしてみようか。そして、4位は高木倫太郎で^^
Men Challenge
50名は久しぶりかな。
既出走組では、朽木3位の岡田紀彦は1つ抜けきれないまま行ってしまうのか。一里野3位の高平瑞歩。吉無田5位の早瀨憲太郎。一里野5位、もとWエリート武井怜緒奈。一里野6位金井仁。
初出走組は分かりませんw。
ってことで、武井怜緒奈が復活のChallenge W1位を達成するドラマが見たい。
雨か……。

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