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CJ MTB 2019 6/23 妙高 展望 [MTB]

Coupe du Japon MTB CJ-2妙高 展望 
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CJ-2。前橋のXCE/XCCとユース大会を除くと1戦のみ。なんともさびしい限りだ。CJ-2 2勝で昇格だと言っても、関係するのはAdvance/Chalengeのみなのでそれが全体のモチベーションになるわけではない。Jシリーズの時と比べて、1と2の点数配分の差が大きくなりCJ-2に出ても点数を買いに行くほどの価値がなくなっている。そんなのもCJ-2への関心が減少の一途を辿る理由なのかな。
このまま衰退の道を歩むのなら、いっそのこと、CJ-2はCSC Classicのような形態も可にしてしまったらどうだろう。
キッズレースや2、3時間耐久の様なホビーレースをメインに据えて、全クラス足しても100名程度のXCOは一レースか二レースのみで観客目線で見たらエキシビション程度の扱いにしてしまう。
そうすることで、ガチライダーの家族や知り合いがサイクリング程度に楽しめる時間を提供したり、ホビーライダーががちレースに触れる機会を作ることでガチへの移行やガチレースを観戦しようと思うきっかけをつくる。マウンテンバイク持っているなら、本格レースのコースを走ってみないか!的なもので、ローカルの耐久レースでもレースと聞いただけでも尻込みしてしまうようなライダーに、まず現場に触れてもらうという目的のものでも良いかもしれない。全体の参加人数を増やすことでイベントとしての華やかさを増し、イベントとしての収支を成立させる意味もある。
うっかり八兵衛カップとか、ジンギスカップとか、長く続くローカルレースで、一レースでも走れる時間帯を設定できるのであれば、コラボしてやっちゃうとかね。今でもそこそこCJライダーが走っていたりするしw
今回、前橋でも土曜日に2時間耐久+XCEという試みをしていたけれど、これはあくまでもXCEがメインの2時間耐久はサブ。2時間耐久ではイベントにもなっていないのでこれとは違う。2,3時間耐久だけでもイベントとして成立する大会規模とロケーションでXCO (XCC/XCE) CJ-2をコラボ開催してみてはという提案でしたw。
Men Elite
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やっと平林安里が見られる。あの綾瀬はるかと一緒に走った安里が見られるw。
ってことで、優勝候補は安里。ぶっちぎりというか、1周のタイムも9分と短いので後続全員を周回遅れにするくらいの勢いで走って欲しい。昨年は6周回で一時間を切る戦い。規則によれば男子エリートは最低80分最大100分。だとすると、9〜12周回が妥当なレースになる。距離が1.5倍になれば昨年実績からすると3位戸谷亮司でギリギリ完走だったりするのだ。もし規則通りの周回になり、安里が更なる進化を遂げていれば後続全て周回遅れも戯言ではなくなる。
それを許すまじと勝負を挑むのは、今シーズン緒戦からうまく歯車が噛み合わない藤木雄大。安里は相手に不足なし。2人とも去年の妙高のままなら安里とは六周で4分差ペースの開きがある。雄大は、どこまでついて行けるかでスタートからガンガンいくか、周20秒差で半減の2分差ゴールを狙うか、それとも安里は考えずひたすら自分との戦いで自分をいじめ抜くか。何もしなければ1人旅か戸谷亮司と競り合う形になる。シリーズで見るとこの妙高はポイント的に余り重要では無い(残留職人の方達は除くw)ので、いろんな事を試しても良い戦い。テーマをしっかり設定して、ただ走ってただ終わることのないようにしたいね。
そして、登壇確実なもう1人は昨年この妙高で初表彰台を経験した戸谷亮司。今年も当日入りで行きますか?前戦一里野でも荒れたレースでしっかりとエリート完走を果たしている。同じ辺りを走る雄大に対してはここまで2勝1敗。順当に行けば戸谷自身初のエリートシルバー獲得になる。
さて、堅いと思われる表彰台枠の一角を狙うのは誰か。完走常連組の合田正之、小林聖かなぁ。八幡浜では2人とも完走を逃し、合田は前橋XCCで佐藤誠示と絡む2位で調子も上げてきて、聖は前戦一里野でも完走を逃しているのでここは合田が前かな。戸谷、雄大を追いあげて登壇を狙う。
つぎは、9分と短いコースで完走も難しいなかで、その完走枠に入れるのは誰か。音速の鉄砲玉坂本章、岩井商会のキン肉マン藤川正人、僧侶吉水統威、老師久保伸次、2016マスターズ王者大橋優の西軍と、PAX石黒大樹、霜山誠一、旅行社佐復真人、小林優斗、サガミ田邊昌宏の東軍かなぁ。昨年と同じ六周なら是非とも完走しましょう。ルール通りに九周で安里のパフォーマンスが昨年通りならちょっと難しいかも。それでも-1Lapを目指しましょうか。
Women Elite/Masters/Youth
チャレンジが居ないので一レースだけになりそうだね。
男子は安里に対して、こちらもビッグネームが登場。小林可奈子。全日本に向けて残り2戦。レース感を取り戻すための出場と思われる。
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迎え撃つは2018CJ王者橋口陽子と昨年最終戦CJ-1妙高勝者の矢吹優夏。出場3人だが、全員CJ-1勝利経験者という豪華なメンツでのレースになる。そこにいつもエリートの前を走る中島瞳が加わるのだから面白い。
レース展開予想としては、昨年の白馬に対して瞳、優夏の成長分を見込むというのが一番想像しやすい。白馬では1周目から娘あか里を追いかける形で可奈子が前。瞳と優夏が絡んで追いかけ、陽子は後から。可奈子はそのまま独走。瞳はペースを維持するが、優夏が遅れて陽子に食われるという展開になった。
そこに成長分を見積もると、あか里がいない分可奈子がスタートからガンガン行く事はないと考えて、スタートは瞳と優夏が飛び出てそれを可奈子が追いかける。陽子はちょっと出遅れる。瞳と優夏は成長分で数周は先頭を引っ張るが可奈子が機を見てトップに立ってそのまま独走。瞳はその位置のまま完走し、後ろで優夏と陽子の戦いが始まるが今回は優夏が前。。。最近のレースを見ての一番素直な流れ。
観客立ち位置では若手の台頭を期待するので、瞳が可奈子の追撃をかわしての1位のままゴール。優夏が最後まで可奈子に絡んで前に出る。陽子も憧れの末政実緒に続いて可奈子にも勝つ。というシーンを妄想するが、果たしてその妄想は現実となるだろうか。
いずれにしても可奈子のパフォーマンス次第。どの程度で出場してくるのか読めないが、昨年も初戦に選んだ田沢湖で優勝しているので出る以上は勝つことしか考えていないと思われる。中島瞳にどこまで先導をさせるのか。見物だ。
マスターズ綾野桂子は撮り逃した昨年のマスターズタイトルを奪取するべくの参戦かな。今年は、中川左裕里というシリーズを引っ張る強敵もいるので田沢湖に向けて調子を整えていきましょう。
ユース太田まどか。王滝のリザルトで発見。100km 6:56:27 221位、女子で3位。マウンテンバイク楽しんでるね^^。パフォーマンスもどんどん上がっているので、いろんな意味で将来が楽しみだ。
Men Junior
中島渉、高本亮太の846と、北林仁、杉山南のProride対決。そして、もう1人丸山樹。丸山樹のみがJunior2年目で、4人が1年目。樹は出場レースが少ないために名前こそ売れていないものの、今年U23で短距離高負荷レースでは敵無し上野悠佑太、後藤大地のGRMコンビの前を走っていた実力者だ。
渉が一歩抜け出ているが、亮太も前橋、一里野と調子が良いし、仁もこのスピードコースの妙高との相性が良い。それぞれのファクターが絡み合ってどんな結果を見せるのか楽しみだ。
昨年の結果を見る限り、樹は仁と絡むあたりのスピードを出しているので、仁の辺りで争うことになりそう。南は、初参戦シーズンでまだまだ自分の強みを見いだせていないイメージ。試行錯誤を繰り返しながら一歩一歩積み上げよう。
Men Youth
綾野尋 白馬ユースで突き抜けてかっ飛んでいたイメージはあるが、最近XCOで見かけていないので相対的にその力がどこまで成長しているのか読めない。CXマキノの結果では、村上裕二郎、副島達海に次ぐ3位。となると、達海の後ろあたりと読むべきか。
ってことで、ここまでの流れからしてトップでゴールするのは達海。その後ろにヒロが入って若き人格者高橋翔が続くという感じになるのだろうか。ん?そうなると、846挟んで3up.の絵面。若手チームの一角に3up.が加わった感じだな。
永野昇海。記憶に残った名前。戦う心はホント大切だと再認識させられた。イナーメも小林勇輝が卒業して昇海ただ1人。ノウハウの継続のためにも若手の投入を続けていけるといいね。
高本周埜。846の次世代を担うエースに成長する責務があるw。ユースになって顔つきも変わってきた。キャラはProride系に近いものを感じるが、それも重要。兄に続き兄を追い越そう。
細谷鴻羽。彼自身は卒業してサイクラリーからの参戦になるようだけど、今年は数年続いた山手学院の参加が途切れてしまったね〜。ユース1本に絞ったのかな。最近は八代の部活動の便りも途絶え気味。日本でただ二校しかないMTB部の火はともし続けて欲しい。
小林温。Prorideの次世代エースかな。細く長い手足のどこにあんな体力が潜んでいるのか。体格は充分なのであとはパワーを付けていけばと考えると将来が楽しみ。
Men Advance
CJ-2で昇格も掛からないとなると観客的にはちょっと興味が薄くなるAdvance。次の富士見や、参戦数の少ない人がポイントをとりにくるレースという見方もある。もちろん競技者目線ではレース自体を楽しみたいというのがベースにあると思うけどね。更には、CJ-Uの妙高に向けての練習という位置づけの選手も居るかもしれない。
筆頭は太田真にしておこう。チャレンジだったとは言え、昨年の妙高の走りは記憶に新しい。今年初めの緑山の走りも良かった。王滝15位、20代4位も充分な実績だろう。
ただ緑山で見たチームウエアが目立たなかったのが悲しい。カメラのAFが苦手とするのが単色ウエア。露出を惑わすのが濃い色一色。それと分かっていて、その人を撮るだけなら設定をあわせるものの、明るすぎるひなた、暗い森の中という極端な状況になると白と黒では全く違う設定が必要なため、全員撮りにとって黒単色は鬼門。そこに最近黒単色チームが増えてきて、全員撮りのストレスは増す一方でございますwww
迎え撃つは、向山浩司。昨年白馬で獲ってはいけない3位、前戦一里野5位。既出走組では1つ抜け出た実績を誇る。小嶋太郎も一里野DNFになるまでは良い走りを見せていたので、悔しさ含め上がってきそう。山田憲司が一里野6位の流れでそれに絡んでいくという所か。
菊地省吾はXCCのテーブルトップで絡んで転倒。骨には異常なかったようだが一里野DNS、妙高もDNSでなければ有力候補だが、さすがに2週間では出てこらないか。
麒麟山圓山浩晃はチャレンジエントリーだが一里野2位昇格でアドバンスで走るはず。アドバンスで腕だめ……足だめしだ。
Men Challenge
既出走2人で最高位10位台。経験者で今年初出走6人。そして初体験♡6人。
展望無理ですww。
増田英樹は懐かし名前だ。同一人物だろうか。
明日朝早く出て現地試走時間には入れればなと思っています。
ちなみに五輪選考ランキング 2019/6/18時点
男子
山本幸平 (2)済 24P (+2P チェコC1) 
沢田時  (2)未 66P (+16P トルコC1)
平野星矢 (2)未 53P (+25P トルコC1)
北林力  (2)未 35P 
平林安里 (2)未 28P
女子
全日本でポイント獲得するまで該当者無し
ただ、松本璃奈が最近1P獲得した様になっている。が、内訳見ると入っていない。たぶんスイスカップの16位であと1つで1P。それが入ったように計算されたのかもしれない。詳細は中身とランキングの数字が合致するまで待つしかない。
ブリヂストンの2人、平野星矢、沢田時はアジア選手権に選ばれて同一周回完走で(2)の要件をクリアすると一気に幸平を交わして先行ランキングでワンツーとなる。現時点国内UCIランキングで幸平、星矢、時がワンツースリーなのでそれで誰も文句は言わないと思う。だが、アジア選手権は一ヶ月後の7/28、もう誰が行くかは決まっているはずで、こんな重要なドラマを生む選考結果が何故未だ選考方法含めて非公開なのか。観客の立場からしてよく分からない。選手の人達や関係者は腹落ちしているのだろうか。
<追記>
Men Masters
で、たぬきさんから指摘されて、完全抜けてたMen Masters書き足します m(_ _)m
おかしな戦いも、シリーズ争いをしている総合16位までの選手もおらず、ちょっと考察の方針考えないとむずいなとあと回ししたのがいけなかったねw。
で、総合1位は妙高は必ず登場し表彰台に乗り続け2018は2戦とも優勝した村田隆。どう見ても優勝候補の筆頭だよね。そして、昨年の最終戦となった妙高2位の七海パパ石川正道の一騎打ちになると思われる。おかしな戦いもがちで面白いが、昨年の順位を入れ替え合った戦いの流れもあるのでこっちもがち。既に刃合わせをした二人がお互いの力をどう読み合うか。
表彰台最後の枠は順当に行けば昨年CJ-1妙高4位。吉無田6位、一里野11位の赤坂佳紀。だが、予想を外してくる人なんだよね。下に外してくるか上に外してくるか。その後ろに昨年CJ-1妙高8位の海口秀幸が控えるのでそこで順位が入れ替わるかもしれない。その後ろは、足立磨砂幸、福王寺一樹、中津顕、内野真治というところだろうか。
Masters 30は一人。福王寺一樹が走りきればゴールドメダルゲット。
Masters 40は、石川正道、赤坂佳紀、海口秀行で堅いか。
Masters 50は、田村隆、足立磨砂幸、中津と内野で三つ目を争う感じかな。
Masters 60は一人。榎本真。今シーズン四人目の60。いいね。



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