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CJ MTB 2019 6/8,9 前橋 展望 [MTB]

Coupe du Japon MTB XCC & XCE 前橋 展望 
六月連戦 前橋、一里野、妙高、富士見の第1戦。
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さらに、今年は、土曜日にXCE 日曜日にXCC/XCEのトリプルヘッダー。CJ-2のレースとして3戦開催されるということなので、CJ-2の大会で2勝すれば昇格出来るというルールにより、XCEが超得意であれば、アドバンスまたはチャレンジからの昇格がほぼ約束される事になる。
また、各クラス参加人員が15名程度と少ないので、昨年の実績からするにコンバインレースながら結果はコンバインされず、完走すれば20P以上が得られる美味しい大会になっている。たかが20P、されど20P。3戦全部参加すれば60P以上、最大225Pな訳で、余り多くの大会に遠征出来ない人からするとこれを利用しない手は無い。
展望と言っても、XCE/XCCはXCOとはレースの質が違うので難しい。
XCEを改めて語ると、4人、または6人出走で、上位2人が勝ち残るフォーマット。人間にとって一番辛いとされる1-2分程度の中距離コース(陸上で言えば400-800m)を全力で駆け抜ける。ドラフティングによる溜めや、相手を前に出させない絶妙なコーナーワークとか、予選からの駆け引き(決勝まであいつとは一緒に走らないようにするとか、決勝まであいつの後ろで2位勝ち上がりで楽させてもらうとか……)もあったりして、深く知れば知るほど味が出る競技。
ただ、XCOとは使う筋肉が違うので、本気で勝ちに行くとなったらそれなりの身体を作らなければならない。全日本のように土曜日XCE日曜日XCOの連日の大会になると、どちらかにフォーカスしなければならない(2018XCEチャンプ談)ということもあるようだ。
また瞬発力のある筋肉を持つ人が強いので、意外にDH選手が得意だったりする。昨年の全日本でも永田隼也が出場し上位に食い込んでいたし、この前橋ではジュニア参加の宇津孝太郎がエリート全員を下して優勝したこともある。
一方、XCCはワールドカップでも開催されて注目を集めているレースフォーマット。1-2kmの短いコースを30分弱でぐるぐる回る。簡単に言えばシクロクロスのMTB版。シクロクロスと違って砂場や階段がない代わりに、ジャンプやドロップオフで変化をもたらす。さらに、ワールドカップのレースを見ているとコース幅は広く設定され、一列縦隊を作るよりも複数のラインで先頭集団を形成させて仕掛け合いを演出する方向性のようだ。1-2kmのコースなので、XCEと同じコースを使って開催出来る競技とも言える。
都市部で開催出来ることがシクロクロスの良い面だとするのであれば、XCの都市型レースとして入り口競技として別シリーズで育てていくのもありなのかもしれない。
XCE
男子エリート/マスターズ/ジュニア
小笠原崇裕がいない。背中に目がついているような老練とも言える走りが見られないのは悲しいな。
昨年のコンバインだとエリート/マスターズ/ジュニアとアドバンス/チャレンジに分けられ、ポイントは各クラスで配布される形になると思われる。ので、レースという視点で見ると、マスターズからジュニアまで幅広い年代が一緒に走る戦いになる。
注目選手の筆頭は澤木紀雄。2018全日本XCEチャンプ。先日行われたXCE世界選手権凱旋レースになる。まだ、移動の疲れが残っているかもしれないが、世界の大舞台で予選突破して決勝トーナメントに進出した実力を見せつけてくれるだろう。
佐藤誠示は前橋XCEの表彰台常連であり、全日本でもセミファイナル進出者。XCOで例年より上位でフィニッシュを続けており調子は良いはずだ。レース巧者でもあるので表彰台の一角には間違いなく食い込んでくるだろう。
誠示の前に入り、紀雄を脅かす可能性があるのはジュニア上野悠佑太(リザルトはエリートとジュニアで別)。全日本3位の実績は伊達ではない。田沢湖の全日本XCEではテッペンをとるためにチャンプ紀雄との駆け引きも考えているはずで、悠佑太がここ前橋で紀雄にどんな印象を与えておくのか、というのも振り返っての見所になるだろう。
悠佑太GRMの盟友、後藤大地もXCEを得意にする。全日本では猛者揃う中でセミファイナルに進んでいる。組合せと戦略によって紀雄、誠示、悠佑太の間に食い込めるかだろう。
そして、もう1人、全日本4位の松本佑太。日曜のみの参加なので、ドラマ的には土曜に出来た4人の均衡をかき乱す役目を担うことになる。FUKAYA RACING好調の流れを消さないためにもここは紀雄に絡む走りを見せたいだろう。
さらには、今年初顔見せの霜山誠一。XCEは土曜のみの参加だが、前年4位の実力者。前橋のコースをよく知っており、全日本上位の面々を食い倒すことも充分考えられる。
テクニカルな八幡浜では力を出せなかった杉山南も土曜のみ。ド平坦な前橋のコースでパワーうまくマネージメント出来れば上位に食い込んでくるだろう。若さは回復力にも繋がるので、有利に働くか。
マスターズはねぇ。若さの逆で、短距離ダッシュの連続で強いのかは微妙。彼らはXCCに期待するべきなのかなと勝手に思っている。すみません。
Men Advance / Challenge
ううむ。詫間啓耀と村田悠歩推しで行きましょうかね。おっと、チャレンジの鈴木来人は土曜日だけだけどCXで世界に旅立ったこともあるようだ。
チャレンジXCEとXCCで2連勝したら、日曜のXCEはアドバンスで走れるのかな。妙高でも勝てたら、CJ-2だけで一気にエリートもありってことだよね。そんなドラマも見てみたいな。
XCC 
日曜の午後開催。
カメラマン的には、こっちの方が好き^^。
だっていろんな所で撮れるし、いろんな撮り方が出来るからね。
20分走。30分走。って感じで走り始めてから周回タイムで走行周回が決まるのもシクロクロスと同じなので、シクロクロスでの走り方を知っている人は強いと思われる。XCCだけの参加者も多く、このフォーマットが都市近郊で根付く可能性もあるのかもしれない。シクロクロスのオフシーズントレーニングとして??www
男子エリート/マスターズ/ジュニア
ここは、昨年の勝者である佐藤誠示を推しておきませう。
澤木紀雄、霜山誠一も昨年の実績から表彰台を埋めに来ると思われる。
合田正之、佐復真人、小林優斗がその次に続くか。
北海道から北関東に遠征してくる長谷川拡介は上位に絡めるかな。
ジュニアは高本亮太と杉山南の戦いになるかな。XCE得意というイメージ故に後藤大地は逆に2人の後塵を拝するか。
マスターズは巨人斎藤朋寛が今シーズン初お目見え。全日本でおかしなコンビを打ち負かす調整を兼ねての参戦と思われるw。岡部智仁、浅井秀樹、澤田泰征の昨年ワンツースリーには余裕で勝っていただきましょう。
Men Advance / Challenge
XCEと展望は変わらずかな。
詫間啓耀と村田悠歩のアドバンスコンビにチャレンジ鈴木来人がどれだけ絡むか。名前が何処かのオリンピアンを思い起こさせるライトは一気に昇格出来るかが見物だね。
あ、上原元樹はDHからの挑戦。永田隼也、宇津孝太郎ラインで考えて、XCCよりはXCEで見せてくれるかな。
 
雨はどうなるだろう。
それが観客視線では一番心配だ。

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