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CJ MTB 2019 5/5 朽木 観戦記 その2 [MTB観戦]

Coupe du Japon MTB 2019 朽木 観戦記 その2
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連休前後で頭脳労働の激しい日々が続いており、身体というより頭が睡眠を要求するため、筆が進まないというより筆を持つ時間が確保できない^^;;
頭の疲労の回復も遅くなったなぁと感じる今日この頃でございます。


男子エリートまで一気に書き上げる予定でしたが、そのエリートの勝者が栃木、下野国に入国したようなので監視に行ってまいります。ので、その3を追加して第三レースまでにしますね。
Women Elite / Masters / Youth
Elite
1位 橋口 陽子 
2位 平田 千枝
3位 末政 実緒
Masters
1位 中川 左裕里
2位 青木 寿美恵
Youth
1位 中島 瞳
2位 太田 まどか
同時スタートレースなので、マスターズ同様一括ドンで書きますか。
戦前の注目ポイントは、渡部春雅だったが昨年同様DNSになった。残念。
となると、改まって注目ポイントは、中島瞳がまたエリートをぶっちぎるのか、DH,XCダブルタイトル2連覇で、出産、骨折を経て育児邁進中の末政実緒はどこまで復活しているのか。
レースはやはり846ホームコースで意気上がる中島瞳が最初から飛び出す。彼女の仮想敵は未だ姿を現さない小林あか里、松本璃奈、川口うららであり、その彼女たちの前を行く渡部春雅であり、そして世界のまだ見ぬライバル達だろう。回りに合わせて駆け引きするという走りではない。
続いたのは佐藤寿美、末政実緒、山田夕貴。吉無田の同様の展開に実緒が挟まれている。Y太田まどか、平田千枝の後では橋口陽子がM中川左裕里を従えて登っていく。2018CJチャンプ陽子のスタートはいつもこの辺り。ここから先行する4人のエリートと2人のユースをどう料理するのかが見物だ。
シングル下り中間点にある岩超えで待ち受けることになったが、1周目の半分の地点で中島瞳は後方を30秒以上はなしてぶっちぎり体制を築いていた。気温が上がっており飛ばしすぎて体調を崩さないかが心配なくらいだ。ただ、岩超えはせずにエスケープし、リスク対応も抜かりないというのを感じる。DHユースでエリートと遜色ない走りを見せた瞳だから岩を超えるテクニックがないという事は無いからね。
30秒開いて陽子。半周で4人のエリート、ユース1人を食ってしまっていた。吉無田でも同様だったが、陽子は安定ペースのレベルが上がっており、それが早い仕掛けに映る。続いて実緒が岩を超えていく。1人岩を越える時の体勢が違う。余裕でめちゃ低い姿勢がとれている。ドロッパーポストの恩恵だね。
寿美はエリート4番目で下っていく。先行型で少しずつタイムを落とす走りなので本来は安定ペースの陽子の前に居るべきなのだが、今回は調子が上がらないか。千枝がその直後で続き、逆に調子の良さを感じさせる。
2周目はシングル下りの始まり辺りで待ち受けた。アドバンスとの混走といこともあって撮影ポイントはなかなか進まない。瞳、40秒、陽子、90秒、実緒、10秒、千枝……あれ、寿美が来ない。心配していると次のポイントに向かう途中で疲弊しきった様子で下ってきた。どうやらオーバーヒートで頂上でダウン。動けるようになって下ってDNFを選択したようだ。昔から追い込み過ぎちゃうレースが多い寿美。自分の身体と相談してレースをマネジメント出来るようになったら良いのに、と口で言うのは楽なのだろうな。ガンバ。
3周目も瞳は後方を40秒以上離して通過。エリート-1周ではあるが瞳がトップでゴール……と思いきや、ここでもハプニング。私は最終周回で頂上付近にいる撮影プラン故に知る由も無かったのだが、瞳は私の前を通り過ぎてシングル下りの最中に前転+崖落ちになっていた。余裕のトップで、後方との差もどんどん開いている状態で、慎重に下っている時のアクシデント。本人も理由は掴めていないらしい。それで2分近くロスして陽子に交わされ、総合2位の状態でゴールとなった。表彰台でも立てない状態だったとのこと。陽子に抜かれて残念だったね。そして、ユース1位おめでとう。
話しは戻って3周目はクネクネゾーン。実緒のジャックナイフターンが見たいが為に組んだ撮影プラン。見逃すわけにはいかないと待ち構えていたら……陽子に続く2位がラシスタ千枝に。ええ、もしやDNFで見られないのか?とやきもきの中、実緒が現れる。復帰初戦でまだ登りが辛いという事の様だ。現れてからまわりがどよめく。スピードが全然違う。アドバンスと比べてもこんなに下りを生き生き走らせられる人は居ない。そして、お尻を浮かせて下り180°を回るターンを写真に収めて余は大満足^^。
エリートは陽子がいつもの様に驚異の安定ペースでレースをまとめ上げてエリート女子としては独走ゴール。本人は本命がいないからと毎度のごとく謙遜するが、勝てるレースで確実に勝つこともすごいこと。CJ-U/1 3勝目。そして、2017下関から続く連続表彰台も10戦。おめでとう。
2位の千枝はCJ-2では2勝があるものの、CJ-1では初の2位。前1人がトラブればテッペンという位置。はやくもう一つ上に登りたいね。3位実緒。まずまずの復帰戦だったのではないかな。
Men Advance
1位 原田 耕太 
2位 柴田 宗幸
3位 詫間 啓耀
おっとーー。展望に書かなかった名前がずらりww
原田耕太は元エリート、昨年マスターズからの鞍替え。柴田宗幸、詫間啓耀は出場数は少ないが出ると必ず上位に食い込む人。名前に出会う回数が少ないので見逃しちゃうんだよなぁ〜〜〜遠い目。というか、一発で上がりますって宣言していた人がすんなりトップ獲っていればこんな事態にならなかったんだけどな>木下雄介どの
第3レースはアドバンスと女子エリート/ユース/マスターズ。早い周回の時点でも隊列が長くなり、全員撮りの使命を自らに課す身としては、コースを見失う区間が存在するシングル下りでの迅速な移動が必要になる事が予想されていた。その為、体力温存、スタートゴールに戻らずシングル下り下端の中腹で1周目を待ち受ける。
登ってきたのは、橋本将吾、柴田宗幸、木下雄介、長谷友博、村田悠歩、橘信基、小嶋太郎。まだ団子だが、展望で柴田の存在を見逃していたことに気づきやばっと思うw。昨年の湯船でこの人の走りを見て、はえぇなぁと思った記憶がさぁぁぁっと背筋を寒くしたwww
1周目の下りで、それが現実となり朝ライド柴田がトップで下ってくる。さらに、続くのはシマノドリンキング村田、NESTO詫間啓耀、KYB原田耕太。いずれも記憶に名前があり、数々のレースで上位に名を連ねた面々だ。展望で語らなかったのは失礼に当たるよね。その後に橋本、木下、長谷と展望を飾った名前が3人。小嶋を挟んで北海道の昨年エリート51番目の信田淳一がしっかり順位をあげてきていた。数少ないWエリート返り咲きの可能性があるライダーの1人、江下健太郎はまだ15位あたり。怪我から復帰してきた武井怜緒奈とともに、なんとか来シーズンのWエリートを実現して欲しい。
2周目はシングル下りの始まり辺りでの撮影となったが、柴田がトップキープで下ってきた。だが、原田が2つあげて柴田を追い上げている。追う者の強みか、単に原田の下りが速いのか、ぐんぐんと差が縮まっていった。NESTO詫間、ドリンキング村田が単独で下り、信田が更に3人を交わしてポジションアップ。レース巧者な走りを見せる。木下はトップ昇格宣言が空回り、國吉正紀が着実な走りで上位に食い込んできた。そして、踏ん張りどころの橋本を挟んでエシケンがトップテン圏に突入。残り3周半でどこまであげるのかという期待を持たせる走りだった。
この周回、私が見ている前だけても5人が何らかのアクシデント。ハプニングを見るのが好きな人にはおすすめポイントになるね。小石の浮くシングルの下り。1度スピードが乗ってしまうとブレーキでスピードを調整する事が難しい。体幹の強さと基本的なバイクの扱いが、傍目から見ての走りの余裕の差に直結するので技術の差が分かりやすい。特に上手い人はブレーキをずるずる引きずること無く下っていくので、音の差も分かりやすい。ただし、コース外に外れてくることも多いので、見る側にもそれ相応の覚悟が必要になる。ストレートな斜面を仕切ってクネクネ下っていくので、長いこと視界に入っているのも観戦ポイントとして良いところになるね。この上のクネクネとの接続が良ければ更にベターなのだけど。
3周目は頂上つづらの手前。やはり、男子アドバンスと女子の混走は隊列が長くなり、移動が出来ずで中途半端な位置での撮影になってしまった。トップは競り合う状態だったが原田が前で柴田が直後で下っていった。詫間が3位をキープ。4位にエシケンが浮上しさすが元トップエリートらしいレース巧者な走りを見せる。信田は村田を交わしてエシケンに続き、村田、國吉、小嶋、木下というオーダー。國吉、小嶋は昨シーズン調子が上がらなかったが、今年はいずれ一発昇格に乗れそうだね。
4周ゴール。上位はそのままのオーダーで。原田耕太と柴田宗幸がエリート昇格を決めた。
だが、ここでアドバンスのレースは終わらないw。私のカメラが奇怪な現象を残していた。第三レースのスタート12:30。原田耕太のタイム59:04.18。ということは13:29:04.8に原田はゴールしていたことになる。が、私のカメラの時刻13:45:51。その1枚に、末政実緒のラスト周回の前を走る原田耕太が写っているのだ。ゴールしたはずのトップライダーがだ。夢か幻か、奇々怪々魑魅魍魎。MTBのレースには怪奇現象が起こるという事の様だww。
ゴールを見ていないので分からないが、チェッカー振られなかったということなのかな???
つづく


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