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CJ MTB 2019 4/14 吉無田 展望 [MTB観戦]

いよいよCJ MTBが開幕です。

2週間前にエントリーリストを公開してもらったのに、結局直前になってしまったなぁ。反省。
20190412Okamoto.jpg


Coupe du Japon MTB CJ-1 くまもと吉無田 #1


私が観戦始めてからは初の九州CJになる。


過去には、鹿児島小国などが開幕戦だった時期もあったようで、往年のファンにとっては九州開幕がしっくり来るのかもしれない。


コースは大半が開けた斜面を登って下る様に見えるが、実際の所どんな感じなのだろうね。



FBページに依れば "1周約4キロ、標高差90メートルほどとなっています。 基本的には草原のコースで高速展開が予想されますが、所々に潜む岩は要注意です。 新設された林間のシングルトラックや下り系イベントでも使用されるリズムセクションはテクニカルです。"  とのこと。


草原コースと言うことは全体的に見通しがきくということになるのかな。ライダー達にとってもだが、観客にとっても観ていて楽しいコースだといいな。


さてと、まず男子エリート。
エントリーリスト上は33名。CJ-1としては少しさびしいが、この前の記事の通り五輪出場を狙うトップ選手たちはUCIポイント獲得に軸足を置いていると考えると致し方ない2019シーズンなのかもしれない。もちろん、地理的な条件もあってのことだろうね。世界的に見れば狭い日本かも知れないが、ヨーロッパの国々を思えば南北2000kmの国土は決して小さくないのだよ。
注目は藤木雄大。昨年のジュニアタイトル獲得者が、開幕、初エリートで優勝決めるか。昨シーズンの結果を見る限り、ジュニアとエリートで周回数は違えどスピードは雄大と村上功太郎は今回のエリート上位組と渡り合えている。初出場初優勝は歴史に名を残す価値のある勝利だ。雄大がプレッシャーに強いかどうかの試金石にもなるだろう。九州から豊予海峡を挟んだ愛媛を地の利と考えれば同年の功太郎がエリート初出場初優勝を決める目もある。
迎え撃つのは、今回のメンツで唯一のCJ-1優秀経験のある巨人門田基志。地元九州で意気の上がるエリート三年目の上野蓮。がつがつ登る系では上位に食い込む松本駿は、息子一成との同時優勝を目論んでいるはず。2017CXチャンプの小坂光や欧州CXで活躍する竹之内悠もいつもなら優勝候補になる上位陣がいないこの大会でXC初優勝を狙っているだろう。佐藤誠示、戸谷亮司も、真ん中にまで至るかは分からないが、登壇する力はあると見る。
なにせ開幕戦。このオフシーズンをどう過ごしてきたか、そして、今シーズンのどこにピークを持っていくのかは各個人のプランによる。初戦に合わせ込んできた人が抜け出すことになる。誰が勝つのか楽しみだね。
注目しないとやってくれる彼のことは敢えて書かないw
男子ジュニア
ネームバリュー的には山口創平vs松本一成。
昨今の伸び方を見ると一成に分があるか。その一成とやり合っていた中島渉もオフシーズン走り込んでおり相対的に考えると創平と並んでいるのかも知れない。昨シーズン流れが作れず競って勝てなかった創平も、湯船で小野寺健相手に良い走りを見せ、復調の兆しを掴んでの今シーズン突入。一成は例年緒戦でドカンと力を発揮する。一昨年シーズンのバチバチが今年も見たい。
GRMの上野悠佑太、後藤大地はエリミネータなどのスピードレースでは驚異的な力を見せる、が、90mの高低差の草原コースをどう攻略するか。地元九州岡山優太も地の利を活かしてここで一気に上位陣に食い込んでいきたいね。
男子マスターズ
たぬきが一匹w
Masters50のシーズン争いをする面々が一堂に会する。有持真人57、酒居良和55、塩見学50、浅井秀樹52。(UCI年齢)
トラブルが起きなければ、後半スパート型の酒居が有持を追いつめるレース展開になると思われる。地の利的にも今回は酒居に有利か。有持も先日のマスターズ大会で勝利し調子は上げてきている。その50後半組の二人に、50前半組の二人が一泡吹かせるか。
おじさんの熾烈なシーズンタイトル争いも楽しみだが、トップ争いも例年と変わりそうだ。
岡本紘幸。2018白馬CJ-U C3で10位、2017下関CJ-1 6位。バリバリのエリートライダーがいた。気づいていたら、年間展望にも書いていただろう。全日本が今から楽しみだ。ということで、表彰台の真ん中は決定かな。カズが帰ってきて、マスターズのモチベーションも高くなるのかも知れない。ということで、Masters30表彰台の真ん中を目論んでいたドラゴンとたぬきは両脇を固めることになりそうだね。田村竜樹と福王寺一樹だよん。
Masters40はなかなか予想が難しい。だが、岡本がいなければ総合でトップも獲れる吉元健太郎は堅いかな。焼鳥檜垣良一と高橋雅志の位置関係が思い出せないがw、焼鳥なのにシマウマのこの二人が野人に捕らえられて両脇に控える絵図が後世に残るのかもしれない。
男子ユース
一成と渉のキャラが濃かっただけに、少し薄まった感じのするユース。
レースは一成を相手に勝ってもいる村上裕二郎(ジュニア功太郎の弟)が1つ抜けているだろう。
鹿児島の瀬戸口瑛(あきら)、846副島達海(そえじまたつうみ、なにげに苗字も名前もむずい)、九州連合の楠皓雅(ひろまさ)と福永隼人。本命裕二郎にどこまで詰め寄るかな。
女子エリート
ジュニア卒な二人が出ないのさびしいね。
佐藤寿美vs山田夕貴vs橋口陽子 この3人の位置関係は非常にむずい。
安定の陽子に対して、スピードはあるけどまとめきれないレースが続く若手寿美と夕貴。昨シーズンも相対的に三つ巴の結果になっている。
淡々と登るコースのようなので昨年一里野のような展開と考えると陽子、気温も上がらずタレがなければ夕貴、ハイスピードな戦いで押し切れちゃうなら寿美という所か。
広瀬由紀の復帰もいいね!復帰1戦目で真ん中行っちゃう?
女子マスターズ
愛媛の中川左裕里、熊本有加vs2018CJチャンプ北島優子
八幡浜の結果を見る限りはこの順になりそう。熊本なので愛媛の熊本勝利というのはどこかの競馬評論家の考え方だろうね。
女子ユース
中島瞳の1人旅。男子チャレンジと同時走になりそうだから、早瀨憲太郎辺りをターゲットに勝負していこうか。
男子アドバンス
九州だから出場者が少ないから昇格チャンスが高いからという理由でここを選択している人も居るだろう。全日本をCJでなく全日本で走るためには、CJ-U/1 5戦で各上位2位に食い込む必要がある。その10席の2席を争う戦いだ。それを得られなければ、CJの1戦として全日本田沢湖に行く事になる。表彰台に乗っても帽子を被るなとは言われないwけどね。
それを色濃く感じるのが穴田玖舟。北海道からの参戦。エリート30位台で走るテレマークスキーヤー。サクッと勝って秋田をエリートで走ろう。(どうせ飛行機ならどこも変わらないという見方もある)
上野亮、橘田淳一郎、山西健司あたりが玖舟よりも先に昇格席をゲットする可能性ありというところか。やはりエリート陥落組が緒戦は強いと考える。
男子チャレンジ
早瀨憲太郎には早く上に行ってもらおう。
下関が開催されてポイント取れてれば昇格してた、、、、たらればの菅大介、徳王丸雄貴もここで悔しさを晴らそう。
岡本紘幸のマスターズ鞍替えが、書いていて一番の驚き。だって30歳だよ。ま、2021マスターズを睨んでのことだと思う。
出れば勝つ品川真寛の独壇場になりつつあったマスターズに、カズこと山本和弘が参戦してきて、さらに、岡本もやってくる。なにげにマスターズが熱くなってきたぞ!!

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