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MTB CJ テクニカルガイドについて [MTB]

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前回記事は 五輪の選考基準ネタ

あの記事の後、自分が不利な状況、もしくはあいまいな状況に置かれていることを知った選手、関係者は行動に移したのだろうか。

ルールは公平に公正に。

誰に対しても公平なルールなんてない、のであるから、できるだけみんなが納得する方法になっているのかを真剣に考えて意見していって欲しいなと思う。




で、2019年シリーズも後一ヶ月強で開幕。

ここで、まずは、Coupe du Japon MTB 2019のテクニカルガイドをおさらいしましょう。


 

今年のテクニカルガイドの大きな変更点から


1.昇降格基準がシーズン開始前に示された。\(^O^)/
2.男子エリート残留が10名増えた(XC DH共に)
3.男子アドバンスからの昇格が5名減った(XC DH共に)
4.エントリー完了=納金完了、表現が厳しくなった。
5.ドーピングの項目がテクニカルガイド内で示されることになった。
6.60代を表彰していない理由が示されたが基準についてはあいまいなまま
じゃ、頭から詳細見ていきますか。
3. 競技者クラス
『臨時登録での参加者の保険加入については主催者に責任がある』が追加。
 何処かの大会で問題になったのかもと思わせる一文だね。
5.1. ライセンス
『参照:2019 年 JCF 登録について https://jcf.or.jp/registration_2018/
 JCF登録の参照先が問い合わせページから登録のページに直リンクになった。
5.2. チーム登録
 エントリーに関するお問合せ先:0570-039-846(平日 10:00~17:30 受付 ※土日祝、年末年始を除く)』
 チーム登録しなさいという一文に登録ページのリンクが追記された。

5.3. 大会参加については下記の項目について遵守、許諾するものとする。
『競技参加にあたり、ある程度の危険が伴うことを理解し、競技中、競技に関連して起こった障害、死亡、事故等で受けた損害に対し、主催者及び公益財団法人日本自転車競技連盟、一般社団法人MTBリーグ、大会役員、会場管理者、参加競技者、関係する諸団体に対し非難や責任の追及、または損害賠償の請求はできないこと。』
 赤字は追記部分。きっとこういうもめ事があったんだろうなと推測される。ローカルな大会でも参考にすべき事案なのかもしれない。
5.3. 大会参加については下記の項目について遵守、許諾するものとする。
『・主催者及び公益財団法人日本自転車競技連盟、一般社団法人MTBリーグが大会に関わり随時認める第三者が、すべてのメディアにおいて、競技に関わり制作されるビデオ、写真、また、参加に際し自身またはチームが提供した氏名、映像、写真、および経歴等の資料を、永続的に使用すること。
・主催者及び公益財団法人日本自転車競技連盟、一般社団法人MTBリーグが大会に関わりテレビ、ラジオ、映画及びインターネット等を含むすべてのメディアにおいて上記の記録・資料等を放送、放映、及び公開することがあること。
・主催者及び公益財団法人日本自転車競技連盟、一般社団法人MTBリーグが上記の記録・資料等の使用について、自身がいかなる利益をも有していないこと。』
 全て追記された。メデイア関連のテクニカルガイド。今までなかったのがおかしい項目だね。
5.3. 大会参加については下記の項目について遵守、許諾するものとする。
『・会場内全て、関連した宿泊その他の施設において、常時清潔に保つように心がけ、ごみ等は必ず持ち帰ること。』
 赤字が追記。最後まで会場に居たことがないからなぁ。具体的事例があると心掛けやすいし、注意もできるかもなと思ったりする。
6.11 チームの移籍
『移籍手続きされても同シーズンのチームポイントは移籍前チームのものとなる。』
 以前は個人視点でポイントは引き継がれないというものが、チーム視点での表記に変わった。
 個人のポイントは引き継がれるという方向に変わったと思われる。というかこういう事例あったっけ。
8. レジストレーション
『エントリー情報とエントリーフィーが揃ってはじめてエントリーが完了する。エントリーの締め切りは厳守される。』
 表現が変わった。期限を過ぎてもペナルティー……という表記がなくなった。これも問題があったんだろうね。今までなあなあで処理していた人。気をつけましょう。
8. レジストレーション
『大会 2 週前にエントリーリストは作成されコミッセールパネルに送付される。』
 一般公開も2週間前だと良いな。展望書きに余裕ができる……?レベル上げなきゃダメになるから同じか。
11. セレモニー
『各公認カテゴリーの上位3位を表彰する。
マスターズにおいては30,40,50,60をそれぞれと対象とするが年間登録者が満たない場合にはその年代の表彰は行わない。』
 今まで、ぼそぼそ言っていた 60代の人の表彰がないこと。一応これが理由だったという事になるのだろう。
 では年間登録者が満たされる場合はなんなのだろう。昨年は60代3名。今年は谷さんが来て4人のはずだけど。
11. セレモニー
『全日本選手権大会、JOC ジュニアオリンピックカップにおいては、帽子、サングラス、ヘアバンドの着用はできない』
他の大会は顔が隠れなければ良いとある。アドバンス、チャレンジの優勝者には是非全日本で帽子を着用していただきたいww 私達は全日本ではなくCJなのでとwww
17. ダウンヒル
17.1. 競技形態
『男子マスターズ ファイナル進出者10名』
 DHマスターズの決勝進出者が15→10名に。撮り逃しの恐怖がまた1つ増えた。^^;;
17.2 スーパーエリート
『② 最新 Coupe du Japon ランキングにおいて男子エリート6位まで、女子2位。』
 予選で失敗してもプロテクトされて決勝に行ける人数、男子8→6名。それだけスーパーなエリートが減ってるってこと?
17.3 競技時間帯
『08:30-09:00 コースオープン(チャレンジ、アドバンス、マスターズ、女子ユース)』
 DHマスターズの試走がエリートと一緒からアドバンスと一緒に。飛ぶ人少ないからかな。
18. 各クラス登録資格設定
『4)本資格設定におけるナショナル・ランキングについては国内登録者を対象とする。
そのために海外臨時登録者などはこの基準に含まず、繰り上げが行われる。』
 UCI大会が増えて海外選手がランキング上位に残るようになってしまったことに対する対応策。これに救われたの8人だっけ。
19. その他
『1) 公認大会での成績は連盟強化指定選手選考の参考とする。
2) 大会中の疾病および負傷については応急処置を行うが、その後の治療費等は本人の責任とする。
3) 健康保険証を持参すること。
4) タイム・テーブル、注意事項等はコミュニケとして必要に応じ随時ノーティスボード、大会ウェブサイトにて発表するので、各自十分注意すること。
5) チームマネージャーズ・ミーティングの出席者は、競技者本人あるいは参加申込書記載のチームの関係者公益財団法人日本スポーツ協会公認コーチあるいは JCF ライセンス保持者とする。』
 追記された。ま、暗黙知項目の明文化かな。5)は日本語的に難解だけど、チーム関係者はコーチかライセンスを持っていなさいと言うことなのかな。ここで出席マストとか、チームから最低1人とかという書き方すると、チーム登録する意味が出てくるかもね。その大会特有のルールとか、コースの直前変更とか、周知させるのは大変だから、チームという形で末端まで情報をしっかり伝えたい、という意図がでると良いんだけどな。
19. その他
『10) 自然な条件で開催される競技であり雨天や降雪などの場合でも基本的に大会は開催される。
ただし、台風のような荒天、天災など安全確保が難しいとテクニカルデレゲート、コミッセールパネル、大会主催者、施設運営者が判断する場合に中止とすることがある。
中止になった場合、参加要項に記載の通り参加費の返金は行わない。』
 明らかに下関の反省がこもったルール追記。これも暗黙知の明文化かな。国際化という事もあるかもね。
20. アンチドーピング
 まるまる追加
 今まで別紙で出ていたものだよね。
そして、今年の昇降格基準
XC男子エリート残留は50→60位までになって10名増。
男子ジュニアからの昇格は10→5位までになって5名減。
男子アドバンスからの昇格10→5位までになって5名減。
XC男子アドバンス 男子チャレンジからの昇格は15→10位になって5名減。
DH男子エリート残留は40→50位までになって10名増。
男子アドバンスからの昇格は10→5位までになって5名減。
DH男子アドバンス  男子チャレンジ 10→5位になって5名減。
シーズン開始前に昇降格基準がでるのは 超いいね!
ってことでした。
自分が自分の責任でているとは言え、他者と競っているのだから、ルールはしっかり理解しておきましょう。
毎年ちょこちょこ変わっているので、シーズン開始前には一読してくださいね。

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