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MTB XC 2020五輪選考基準について [MTB]

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最近 筆が進まない

理由は MTB XC 2020五輪選考基準 に不可解な部分が多いため
もともとは2019年になったら争いが始まると思っていたら、いつの間にか2019年5月からになっていてなんかすかされた気がしているんだよね。


で、選出ルールに不明確な部分があるものの、当事者でもないのに自分が動いて良いのか分からないし、当事者も騒がない方が得だという判断があるのか、裏で手を握っているのか、それともただ諦めたのか、それとも私が読み込めていないのか。

なんかそれが分からなくてもやもやもやもやしてた。


選考方法は以下。


2 選考方法
以下の選考基準(1)〜(4)の順に選考する。
・選考基準(1)
当該種目において下記基準 A),B)を満たす者
A) 2001 年 12 月 31 日以前誕生
B) 2019 年 5 月 28 日または 2020 年 5 月 28 日付け UCI 個人ランキング 10 ポイント
以上獲得者
・選考基準(2)
2018 年 5 月 28 日から 2020 年 5 月 27 日の期間で開催される UCI オークラス大会以上(世界選手権大会、ワールド・カップ、大陸選手権、HC)において、各優勝者と同一周回において競技を終了し、その大会における UCI 個人ランキングポイントを獲得した者
・選考基準(3)
(獲得国別出場枠 1~3名の場合)
2020 年 5 月 28 日付 UCI 個人ランキング最上位の者から出場枠数に応じ、順に選考する。
Ver.20180906
・選考基準(4)
(選考基準(2)を満たす者が獲得出場枠数に満たない場合)
選考基準(1)を満たす者のうち、2020 年 4 月 1 日から 2020 年 5 月 27 日の期間に開催される C1 以上の大会で獲得した UCI ポイント上位3大会の合計点の多い者から順に選考する。

何がモヤモヤしているのかというと……
・選考基準(1)

当該種目において下記基準 A),B)を満たす者

A) 2001 年 12 月 31 日以前誕生

B) 2019 年 5 月 28 日または 2020 年 5 月 28 日付け UCI 個人ランキング 10 ポイント

以上獲得者


は問題ない。

これは五輪の大会の出場資格そのもの。


A) は 男子で言うと山口創平以上、女子で言えば小林あか里以上の世代という事になる。


つまり、出場資格で言えば、2019年現在JUNIOR二年目世代までが保持していることになる。


B) については、

現在は2019/5/28までのランキングの積算中だけど、現時点で五輪側条件の出場資格を得ているのは、

山本幸平、平野星矢、沢田時、前田公平、平林安里、恩田祐一、池田祐樹、竹之内悠、北林力、小林勇輝、宮津旭、澤木紀雄、竹内遼、戸谷亮司、中原義貴

橋口陽子、今井美穂、小林可奈子、佐藤寿美、平田千枝、山田夕貴、真川好美、白井彩、加納尚子、矢吹優夏、川崎路子、鈴木美香子


で一番気になるのは2個目の基準

・選考基準(2)
2018 年 5 月 28 日から 2020 年 5 月 27 日の期間で開催される UCI オークラス大会以上(世界選手権大会、ワールド・カップ、大陸選手権、HC)において、各優勝者と同一周回において競技を終了し、その大会における UCI 個人ランキングポイントを獲得した者
世界選手権 ワールドカップ 大陸選手権 オークラス 
世界選手権と大陸選手権はJCF選出
ワールドカップは20ポイント以上 or JCF選出
オークラスはノーポイントでも出られるのかな?
いずれにしても、選手権に出るチャンスが得られるかどうかが重要になる。
だとしたら、その選抜基準を現時点でちゃんと公表すべきではないだろうか。(モヤモヤ点①)


更に各優勝者と同一周回という基準

オークラス以上では基本的にU23が設定される。U23でも、確かワールドカップはU23でもエリートにでられるはず、オークラスもかな?だけど、選手権はU23で出ることになる。その場合、U23の優勝者と同一周回でゴールしたら条件を満たすことになるのだろうか。もし、エリートの優勝者と同一周回というのが条件になると、U23で走ったら条件は満たせないことになる。U23の人は数少ないチャンスに掛けろという事になるのかな?それとも既に権利がないのだろうか(モヤモヤ点②)


で、現時点でこの基準を満たしているのは

男女通して、世界選手権で50位、ワールドカップ#4 47位 #5 46位 #7 43位完走の山本幸平のみと言う状況だ。


大陸選手権は3人枠に入れれば同一周回完走は出来るであろうから、この枠に入るべし。
HCは2017年に星矢と時が優勝者と同一周回完走を成し遂げているので、飛び抜けた有力どころが少ないHCの大会を選択すべし。だね。




・選考基準(3)
(獲得国別出場枠 1~3名の場合)
2020 年 5 月 28 日付 UCI 個人ランキング最上位の者から出場枠数に応じ、順に選考する。

最初に公開されたときは2019年シーズンランキングだったけど、2020/5/28までの一年ランキングに変わった。

よって、全ての基準の〆が2020/5/28に揃ったのでその前の基準よりは理解しやすくなった盛り上げやすくもなった。
とはいえ、2020/5/28以降に一発勝負で決めるケースと比べると、U23、ジュニアの選手にとっては不利だよなと思える。やはり、同じ実力だとした場合、U23の方が得点が低くなるケースが多いと思えるからだ。ジュニアはワールドカップ以上のポイントしか翌年に持ち越しできないので更に不利だよね。(モヤモヤ点③)


・選考基準(4)
(選考基準(2)を満たす者が獲得出場枠数に満たない場合)
選考基準(1)を満たす者のうち、2020 年 4 月 1 日から 2020 年 5 月 27 日の期間に開催される C1 以上の大会で獲得した UCI ポイント上位3大会の合計点の多い者から順に選考する。
今からどう頑張っても男女共にランキング枠で二枠以上を確保できないので、男女ともに一枠になる。
そうなると既に幸平が一枠を埋めているので、この基準が有効なのは現時点女子のみ。
二ヶ月の間、C1以上の大会はほぼ毎週末世界の何処かで行われる。いずれにせよ一番稼げるのは日本人率の高い八幡浜であろう。スイスやイタリア、スペインは行ってもポイント稼げるか分からないが、クロアチアとかナミビアとかなら積み立てできるだろうか。って、飛び込んでいく勇気はあるか。アジア選手権がこの間に行われると選出されるかされないかで大きく変わるので微妙だよね。
って、以下はイニシャルで。
U23のA選手から見ると、選考基準(2)でU23では権利獲得不可能という事になったら、幸平とポイント争いすることもできないかもしれない。そこの明確化はできているのだろうか。
U23のU選手やR選手から見ると、選考基準(2)でU23では権利獲得不可能という事になったら、M選手やK選手がアジア選手権に選ばれて優勝選手と同一周回で完走すれば権利獲得となる。そうなるとポイント争いすることもできないかもしれない。M選手やK選手は逆に言えば、アジア選手権に選ばれるべく活動すればU選手やR選手と争うことなく五輪に行けることになる。アジア選手権に選ばれる基準を明確にしないとならないだろう。
さらに、JUNIORのA選手から見ると、選考基準(2)でU23で権利獲得可能という事になってU選手やR選手が権利を獲得してしまうと、2020年にU23になってから5月までの間に行われる数少ないHC以上の大会で権利を獲得し、更にU,R選手2019/5〜2020/5に対して、A選手は2020/1〜2020/5のポイントで争わなくてはならない。

複雑になったのは、若い世代に有力選手が多くなったことと、八幡浜一発勝負を止めたしわ寄せだね。
どんな方法で選考してもわだかまりはでる。
本人達と本人達の関係者がしっかりルールを把握して、不明確なことを明確になった後に文句を言うのでは無く、しっかり確認してわだかまりを残さないようにして欲しいなと思う。



はっきり知りたいなと思うこと
モヤモヤ点① 基準(2)の中で重要なのはアジア選手権の選出基準 
モヤモヤ点② U23はU23レースで先頭同一周回で良いのか
モヤモヤ点③ 一発勝負ではないからU23,JUNIORが不利に対してコンセンサスは得られているのか
当事者ではないので直接聞く勇気がありません。知っている人は教えてくださ〜い。

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