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CJ MTB 2018 8/12 白馬 観戦記 その1 [MTB観戦]

Coupe du Japon MTB 白馬 観戦記
2週連続の白馬
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ただただ暑いだけの先週に比べて、今週は暑さは和らいだけど蒸し蒸し。警戒力の低下分だけ熱中症の危険度は同程度と言った感じだったかな。例年だともう少し短めに設定されるチャレンジ、アドバンスの周回数も多く、撮る側にとっては撮り逃しの確率が減って嬉しいものの、各レースの時間が延びるのでレース間の空白が短いことを意味し、終盤にしっかりゴール付近に戻って撮るプランが必要になる。
だとすると、思い切って遠出ができない……って悩んで消極的なプランになりチャレンジ・オープンは待ち時間長大で釣果少の悲惨なことに。前半の激落ちまで登りとのシングルが長いというのが分かっていなかったのだ。それとインフィールドと言っていた今回の追加部分がスタートゴール地点からの視界に入るという意味では良いのだろうけど、インスタ映えするようなポイントが少なかったのも誤算だった。
うわーーってなって開き直り、激落ち、山頂、根っこ登りのいずれかで定点撮影、それ以外は逆廻り出会い頭撮りに変更。この撮影スタイルは巡り合わせで釣果が極端に減る人が出るのと、先頭の人は基本的にまともに撮れない撮影方法。エンデュランスレースに最適な撮影方法と言える。もちろんコース脇にすぐに避けられることや、コース周辺の視界が開けていることも重要ポイント(富士見の上の渡りコースは避けられないし、ブラインドが多くて無理)。事故は絶対にあってはなら無いからね。そういう意味では初見のコースでは博打の要素もある。

では、朝から順に。
Men Challenge
1位 菊池 洋志?
2位 大神 武之
3位 太田 真
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最初の激落ちをトップで落ちた?のが[スペード]大神、続いて山ポテト田林修吾、ピンクの倫太郎、ユーキャン菊地省吾、キノコ山口浩司、クリック神吉好弘、元ぢ元島武?、カイト煙石隼也、BBQ?塚良介、ソニック菊池洋志が落ちていく。スーパードライの所為かここまでハプニング無し。1周目の通しでもやらかしたのは榎本パパのみ。しかも前後空間があるハプニングだっので、ハプニングを撮っている間に後続がどんどん通り過ぎていく、またはせっかくおもひでに残るハプニングなのに後続を優先して撮ってあげられない、という葛藤に悩まされることは無かった。(最近は思わず見入ってシャッター押してないということは減ってきた)
2周目頭のフィード地点は[スペード]大神が引き続きトップだったが。二つ目の撮影ポイント直登山頂で待ち構えていると、ソニック洋志が[スペード]大神を交わしてトップに。展望中トップ通過予想のピンクの倫太郎は余裕のない走りで3位。妙高CJ2で2位、全日本3位の流れは途絶えたようだ。ユーキャン章吾とカイト煙石も脱落傾向で順位を下げる。
3周目最終周は根っこ登りでお出迎え。ここからゴールまではたいした登りもなくメカトラでも無い限り順位の変動は無い(はず)。1周目後方の位置から淡々と順位をあげてきたソニック洋志はうらら仕込み?の独走状態を築く。2位は[スペード]大神、安泰かと思いきやその後方に轍屋ジャージ。1周目激落ちではトップテンにも入っていなかった轍屋太田真が力強い走りを見せる。追い上げタイプなのか、それとも1周目ハプニングに見舞われたのか(解説お願いします>本人もしくは轍屋の方々)。
ピンク倫太郎はこれで4位、どうやら某カメラマンなどからトップ予想を出されプレッシャーに負けて転けまくったらしい。将来の五輪選出大会で受けるプレッシャーに比べたら屁のようなものだよ、と、某カメラマンは意に介さなかったようだw。残り昇格出来る大会は2つ、ランキングではなく特別昇格で来年のアドバンスに行きましょう。
Women Challenge
1位 牧田 三知代
2位 青木 寿美恵
YOBも知らないのに失礼かもしれませんが、、、来年はマスターズなんかいかがでしょう。ランキング争いもできるし、wikiに名前を残せるかも^^
Men Advance
1位 石黒 大樹
2位 田邊 昌宏
3位 向? 浩司
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ランキングではなく特別昇格でエリートに昇格する。最終戦は昇格順位圏外からでないとどっちの権利で昇格出来たか分かりにくいが、残りのチケットは六枚あり、その内の2枚をPAX石黒とサガミ田邊が手に入れた。
レースはサガミ田邉が積極的に前を引っ張る。アイナック章生、ソニック直樹と展望にあげなかった2人が続き、ど素人カメラマンの心をモヤモヤさせが、本命PAX石黒がベテランらしく、少しずつ前を追いつめて1人ずつ交わして2周目の根っこ登りでは2位で上がっていった。ほっ。下手に公開で展望書くと、こういう気持ちになるのですよ。が、そのうしろには向山。また、もやもやw。
その後、ユースの談笑を伴うトップ争いに撮影プランがぶち壊れてしまう。
これによってアドバンスの先頭位置の把握が出来なくなったので、ゴール後すぐに行われる表彰式をパスして直登山頂で最終周回のアドバンスを撮るべく待機することにした。結果オーライ。もちろんゴールには行けないものの最終周回の直登は前半で撮るより、ピースしたり、舌を出したり、顔を作ったりできないことが判明。いひひ。こういう自分はSなんだなと思う。
先頭はPAX石黒。2位には向山が上がり、頭を引っ張っていたサガミ田邉は2つ落としていた。力がありながら昇格切符を逃し続けている36岩田祐樹がここで復活。ソニック直樹がタレずに踏ん張り、キリン篤志、シック章吾のベテランがしっかりまとめてきた。
どうやらこの後ふた波乱あったようで、向山はPAX石黒の前に出て勝利をつかみかけたものの、自らの2度のミスでPAX石黒と、サガミ田邉に抜かれたようだ。
ペースを見るとエリートの-2 Lapsで16.3km/h。そのラインを超えたのは7位のシック章吾まで。トップが幸平で無ければ、0.4km/h落ちるとしても15.9km/h。現ランキング15位のPAX足立が15.4km/hだったことを見ると、昇格ラインは昨年同様の15位が妥当かなぁ。だって昇格した方が、昇格前よりも実レース周回数が少ないのは参加している人にとって虚しいよね。さて、昇格ラインはいつ発表されるやら。
Men Youth
1位 松本 一成
2位 村上 裕二郎
3位 中島 渉
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渉がホールショットを獲り、一成がトップに出てレースを引っ張り、裕二郎がさらに仕掛けてトップを奪って逃げを図る。様子を見ると言うよりも、少しでも余裕が出たら前に出て逃げ切ってやるというバチバチの戦いが繰り広げられる。淡々と登るジープロード、シングルの下り、ハイスピードな平坦区間が組み合わさったハイスピードコース。長い激登りで仕掛けて一気に突き放すことができず、それぞれに仕掛けが成功せず、付き位置でそこそこ足を休めることができてしまうと、、、、こんなことにもなるんだなぁという光景に出くわす。
最終周回の後半セクションに向かうところで3人が併走談笑状態。最終スプリントに向け3人がどこで仕掛けるかをお見合いしているのだ。世界選でもトップを走る選手が後半に力を温存するために意図的に2位に下がる事もあり、最終スプリントで順位が決まるロードではお見合いすることなど普通にある光景なのだと思うが、ことXCOで目の前にしてみると、まるで試走の時にタイムスリップしたかのような感覚に陥った。
最後は、メインスペースに出たところで渉が仕掛け、それに一成が呼応し、インフィールドで交わして一気の踏みで最後のストレートに入った時にはほぼ勝利を決めていた。スケートと自転車(トラック)を両立させた某国会議員さんの例を見ても、スケートの筋肉はスパートに使う筋肉として使えるのかな。その後ろでは渉が一成の後ろにつこうと左にラインを変えるのを見て取った裕二郎が左から右側に振って渉に並びかけて差しきった。お見事。
タイトル争いは、渉が現在トップだけど、有効戦数に届いていない一成が有利な状況。タイトルの可能性があるのは、今回ドラマを作った3人、一成、渉、裕二郎。自力優勝できるのは一成のみだ。下関で一成が勝つと1360P。下関ノーポイントでも妙高1位で1360Pとなる可能性があり、一成が妙高DNS/Fだと直近戦上位の法則で同点ながら渉が1位となる可能性があるのでタイトルは確定しない。逆に言えばそれくらい一成のタイトル獲得が濃厚な流れである。
Men Masters
1位 石川 正道? (40-1)
2位 酒居 良和? (50-1)
3位 青木 誠? (40-2)
4位 叶 英樹? (40-3)
7位 浅井 秀樹? (50-2)
11位 澤田 泰征? (50-3)
19位 田村 竜樹? (30-1)
27位 平賀 俊郎? (30-2)
mas4038963601_2425595331000543_8370718670938177536_o.jpgMasters 40-1
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新星現るw。石川正道、マスターズ初優勝。おめでとう。
わが栃木県MTB協会主催の超草レースろまんちっくセルフエンデュランス2時間耐久で優勝!!しただけのことはありますねww
女子との5分差レースなので、激落ち撮影は諦める。跳んだり跳ねたり、渡ったり、が無いこのコースでは、唯一と言って良いハプニングを期待して見られる場所だが、残念ながらアクセスがよろしくないし観戦場所も狭い。先頭がくる前にたどり着けなければ、絵にならないところで足止めを食らうことになる。さらに女子は隊列が長くなるので一度そこに入ったらなかなか出てこられなくなることもあり、期待されているだろうな?とは思いつつ、橋の上のヘアピンゾーンで待ち受ける。この選択は今更ながらにちょっと消極的すぎたかな。
トップで戻ってきたのは、石川。展望で筆頭にあげたので胸をなで下ろしながらシャッターを押す。でも、その次に現れたライダーを見てええっ!やべっ!となる。今年2戦目、富士見3位の青木を完全に見逃していた。心の中で「ごめんなさい」と言いながら撮る。最近調子を上げている岡部が3位。スロースターターの酒居が不気味に4位。スタートダッシュを決めて気合いを感じる塩見が5位。50代の浅井、BBQがまだ目になじまない牧野がつづく、表彰台を争う彼らの敵は前に居る酒居と言うよりイーブンペースで後方から追い上げてくる澤田泰だ。どこまで逃げ切れるか。叶、赤坂の後ろに、内野、中里のBBQコンビ。内野の順位が最近では良い方。バーベキューなのにタレがないというのであれば良い感じだ。夏草若松、マツモトヒロシがギークス隆司を挟んで降りてくるが、BBQコンビに比べると出遅れ感有り。平井、高橋雅、川上、田村、紫芝、海口、そして、やっと澤田泰が21位で登場。
5分差レースで隊列が長くなりすぎているので、枚数稼ぎのために上り下りが平行しているところに移動。2周目、トップで来たのは石川変わらず、2位青木と岡部、酒居がパックになり、酒居が岡部をパスして前へ。叶、浅井が塩見の前に出て、牧野が少し後退する。澤田泰は6人交わして15位。ちゃくちゃくと歩を進める。
枚数稼ぎが終了したところで、最北部の逆回りに入る。4周目で激登り山頂に焦点を合わせる。旧一本橋近辺で構えた。トップ石川変わらず、20秒空いて青木、酒居のパック。少し遅れて岡部。90秒空いて叶、塩見と続き、50代二番手浅井が20秒後に現れる。マツモトヒロシ、赤坂、平井が10-20秒差で単独走。そして50代3位の牧野、その20秒後方に澤田泰が全体12位、更に3人交わして順位を上げてきた。
激坂山頂に行くタイミングを失い、トップの3人は移動中に出会い頭の撮影となったが、30秒の差は無くなっていて、石川、青木、酒居が3人パックになっていた。どうやら、石川が自爆で貯金を支払ってしまったらしい。ユースのような一見のほほんとした空気はいっさい無く、緊迫した空気とガシガシ踏む音を残していった。岡部が4位を固め、叶、塩見が単独走。その後ろでまた3人、マツモトヒロシ、浅井、平井が3人パックで登ってくる。最終周の激登りを3人パックで登るつらさ。ああ、考えたくない。私はMでは無いことを再認識する瞬間だ。そして、赤坂の後ろに澤田泰征。見事に牧野を交わして11位にあげていた。50代3位を確保。マスターズの見所の1つが澤田泰征の超イーブンペース。ほんとすごい。
3人パックになったトップ争いは、石川が制し初優勝。前年、逃げる小田島を最終周のメインスペースに入って交わした酒居の老練なる逆転劇の再現はならなかったものの、青木を交わしての2位、50代1位。青木は私が展望で完全に見逃した所為?もあってか(そんなわけないが)最後の最後に3位、40代2位となった。あと、もう一幕、岡部が最後の最後にメカトラ。40代3位の座を叶に譲ることになった。
タイトル展望は、複雑なのでまた別途^^;
つづく


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