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全日本MTB選手権 2018 7/22 富士見 展望 その3 [MTB観戦]

やっぱり、スタート方法とか分からんと、安里と幸平が書けない。
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なので、DHとXCE書きます。
まずは、XCE
ポイントは1位20PのDH予選のテーブルを使用。
概要を改めて言うと、スタートフィニッシュが別の所に設定されている全面併走可の500mから1kmのコース。最大6人同時出走で上位者が居残る形の3〜4回戦のトーナメント戦。全力で二分踏みまくり。陸上で言うと一番きついといわれる中距離800mの全力疾走と同じくらいの時間になる。
タイム勝負ではなく、上位2名かまたは3名に入れば良いので、連戦を考えて勝つと思ったらその後は後ろとの距離を見て流すとか、2位には入れると分かったら無理にトップ争いをしないとか、ライン取りやコーナーワークで自分より足のある人の頭を押さえて勝つとか、最後のコーナーに狙いを定めてドラフティングで足をためてためて突っ込むとか、決勝のゴールの瞬間までを見据えた駆け引きが見られるというのもこのレースフォーマットの特徴。
Men
昨年、富士見秋で開かれたXCEでは澤木紀雄が優勝。予選TTでは8位だった小笠原崇裕が2位。野村拓未が3位。戸谷亮司が4位(TT7位)という結果だった。予選で必ずしも全力で走っているというわけではないが、7,8位が決勝に残っているところを見ても、いろいろ番狂わせが起こる戦いなのだなと言うのがよく分かる。
優勝候補は、前橋で圧倒的な走りを見せた3人。小笠原崇裕、佐藤誠示、澤木紀雄。組合せのアヤもあるので3人揃って決勝に残るかは微妙だが、彼らを中心にレースを眺めていればXCEの駆け引きを楽しめるだろう。
気になる名前を拾うと、永田隼也という身体のごついDHerも昨年のエキシビションレースにひきつづき参戦している。永田隼也と言えば2015全日本DHチャンプであり、4Xという短距離DHの接近戦では2009,2010の全日本チャンプという肩書きも持つ。昨年前橋XCEエリートをジュニアで制したのがDHの宇津孝太郎だったのを見ても、必ずしもXCOの選手が強い競技というわけではないのだ。瞬間瞬間の瞬発力ではDHerが勝ることもあるのだ。ちなみに昨年はsemi-Finalに回って7位になった。
知らない名前というので言えば、中村龍吉。ロードで活躍しているジュニア世代とのこと。2分の踏み踏みならいけてしまうのかもしれない。ちょっと注目してみようか。
Women
PAX Ledies の3人路子、瑞穂、梨紗にキリン美香子とシーナック悠里。
悠里行こうか。
五人だとどんな組合せになるんだろう。6名フォーマットで一発決勝かな。
ここは悠里と梨紗の若い2人の対決ということにしようか。ま、踏み踏みなら有利に分があるかな?
DH
といっても、なかなか語れるほど見方を把握しておりません。^^;;
なので、観戦ポイントを少しご紹介。
富士見は、ゲレンデから森の中に入ってしばらくはレース中でもコース近くを歩いて回れるが、橋をわたる辺りから先はコース上を動く区間もあり、全日本格式になるとコースに入ることに対するチェックも厳しくなるのでレース中は急斜面の藪漕ぎを余儀なくされるなどなかなか簡単に上にまで行けない。よって、下で見るか、上で見るかは最初から決めておいた方が良い。むろん、観戦のプロの方は自己責任でよろしくお願いします。
初観戦者はゲレンデ近くでゴールのMCを聞きながら観戦するのが良いでしょう。やはり、誰が誰か分からない状況はつまらないので、素人はその方が盛り上がると思われます。ゲレンデ登って右側の森の中は少し入るとかなりガレた所があって、そこを縦横無尽に(正確にはそれぞれのベストと思うラインで)降りてくる。チャレンジ・アドバンス・エリート。エリートの中でも下位と上位ではテクニックが明らかに違う。下位の人が四苦八苦して抜けていくところをエリート上位はひとっ飛びでクリアするなど次元の違う走りを楽しめる。ここならMCも充分聞こえる。
2回目なら、右側のゲレンデかゴンドラ下の急坂を登ってロングジャンプを観に行くがよろし。場所はその辺のプロに聞くべし。日本人でもこんな所を飛べる人がたくさんいるんだと感動できる。時々ジャンプを使わないときもあるが、今回は使うので、体力に自信があるなら1回は見ておいた方が良いね。
試走が昼頃まであって、女子ユースかエリートのトップから始まり、男子ユース、マスターズ、エリートとランキング上位から走る。30秒間隔、クラス間4-5分間隔で予選が行われるのだ。チャレンジやオープンはそれらの予選の前か後かに配置され、アドバンスは基本的に決勝の前に配置される。そして、決勝は予選タイム逆順で1分間隔となり、男子エリートの予選トップが走ると後走が終わりですよ〜と降りてくる。
富士見だとワキタさんがスタートリストをあげているので、それを見ていれば次に誰が降りてくるのが分かる。のだけど、観戦の常連でもそれを知らない人は多いね。
DHを見ていて思うのは、チャリの乗り方がDHとXCでは全く違うこと。もちろん跨がっている機材の違いも大きく影響していると思うが、XCの人が人車一体という感じで降りてくるのに対して、ダウンヒルは人の下でバイクが前後左右に自由に動き回り、人が限りなく真っ直ぐに降りてくる感じがする。操るという意味ではDHerの方がやっぱ見ていてカッコ良い。
あと、XCがジャージの基本デザインを決められているのは知っていると思う。白地に胸に赤の横棒が配置されるデザインをベースに決められたところに決められた絵や文字を配置している。
それに対して、DHは肩に国旗のデザインを付けている。これに関してはDHの方がカッコ良いね。ピチピチのレーパンは駄目とか規則に書かれているように、競技性よりもオシャレにかっこよく走るのが基本のDH気質なのだろうなと思っている。今年は吉川智香子と井本はじめが付けている。
Men Elite 
2012の清水一輝以降、毎年違う人がチャンプになって居る。XCOの幸平時代が続くのとは対照的だ。清水一輝、井手川直樹、安達靖、永田隼也、九島勇気、そして2018井本はじめだ。
その流れで言うと7人目のチャンプという事になるが、流れで言えば田沢湖で2位表彰台の19才山田淳一に期待だ。私の前で1人だけヌタヌタを感じさせない走りを見せてくれた。同い年秋元拓海もね。2人で上位を独占して世代交替を宣言しよう。
Women Elite
期待は2年ぶりの末政実緒の出走だったけど、練習中に転んで骨折したとのこと。お子様を授かると骨が弱るようで、来年の18勝目に期待だ。ということで前年度チャンプの吉川智香子への流れが強いかな。Wエリートの安福範子は千夏子にどこまで迫れるか、ジュニアがないのでエリートになる小林あか里も母と実緒が達成した。W制覇を達成すべく成長を見せられるか。
Youthではぼっちスタートの中島瞳。XCOと違ってクラス違えどタイムは比較できるので、しっかり走ってエリートを脅かして欲しいな。
ねむい。。。

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