SSブログ

欲しいバイクが無い [MTB]

私は'96にGary Fisherに出会った。
会社の上司に勧められてMTBを買いに行って、数あるMTBの中で偶然で会ったのがGary Fisher Rangitotoだった。

yatsuyama20090501.jpg 

当時、全く知識もなかった。
Gary Fisher って何?だった。
店員さんが予算と在庫の中で選んでくれたのがRangitotoだった。

その価値を知ったのは、Rangitotoではなく、Gary Fisherというネームバリューを知ったのは十年後。
娘のチャリを買おうと思った'06年辺り。
どうせなら自分も買ってしまおうかと、カタログを見ていたら案外Gary Fisherって歴史のあるブランドだった。
っつーか、マウンテンバイク作った人のブランドじゃん。

そこで一気にファンになってしまった。。
で、その後、自分が二台Gary Fisherを買い、友人にも計4台ほど売り込むことになったわけだが……


知っての通り、今はそのGary Fisherは無い。
TREKに吸収されて、Gary Fisher Collectionという名前がフレームに刻まれるだけである。

もともとTREKの技術を多く取り入れてバイクを作っていたのだから、大して変わりはないのかもしれない。

が、Gary FisherはGary Fisher。

TREKではない。
TREKというブランドにときめかないのだ。



1度そのブランドを好きになったら、何度裏切られてもとことん愛し続ける体質。
REGZAはかれこれ4台目。RD(HDD+DVDレコーダー)も7台になる。
洗濯機だけはこの前あまりの対応に見切りを付けたけれど、家電はまず東芝から入る。

携帯はdocomoが気に入らずJ-Phoneにして以来、ずっとSoftbank
パソコンもNEC98がDOS-Vに駆逐されていくのが居たたまれず、Macに逃避。
そこでMacのユーザーフレンドリーなインターフェースに惚れ今に至る。

CameraもSONYからなかなか離れられないと思う。



で、話を戻して、
本当なら、Gary FisherがTREKに吸収されたのだから、
TREKに吸収されたと言ってもバイクの名称にはGary Fisher時代のものも残っているのだから、
そのままTREKに気持ちを移せば良いと思うのだが、
エミリーだって居るし、
幸平だって移籍したし、
TREKファンになってしまえば良いじゃんと思うのだが、、、、

Superfly 9.8

ってなに?

Xcaliber 7

ってなに?

この名称の付け方を見たとき、Gary Fisherは消えたと思ってしまった。
もちろん、それが絶対のルールでは無かったけれど、Gary Fisherって、グレード毎に個別のモデル名を与えるのが伝統だった。

ワフー マーリン ピラニア フクイク タサハラ ビッグサー
同じフレームでコンポーネントをアップグレードしていくだけでこれだけの名前を用意していた。
フルサス系だとシュガー1 シュガー2 シュガー3などと番号付けすることもあった。
フルサス系でもハイファイだと、プロ プラス カーボンとかサブネームを付けていた。
Gary Fisherってこんな所にも拘りがあるんだよね。
って語るうんちく材料の一つだった。

このうんちくの一つ一つが消えていく度に、Gary Fisherに対する愛情も一つ一つ消えていく感じがするのだ。

じゃ、他を探せば良いじゃん。

って思うんだけどね。
Specializedはカッコイイ系のデザインが主流でいまいち入ってこない。
GIANTはロゴがいまいち。
SCOTTは最初にMTBを買ったときにGFの対抗馬だったので、振ってしまったという負い目がある^^;;
Ninoが直接勧めてくれたら心は決まるかも。
MERIDAは飛びつく前に増えすぎてしまった。
アンカー をはじめとする日本系は技術最先端感が少ない。っつーかアンカーにフルサス無い。

なかなか心の移す先が見つからない。

今のバイクに不満がないというのもあるけど、
次のバイクに興味がないという状態も哀しい。

歳を取ったっていうことなのかな。


nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

コメント 2

t.shige

MTBの事は分からんので具体的なお勧めは無いけれど、、

確かにメーカーのコンセプトみたいなもので惚れ込めれば、じゃぁ、次もこのメーカーの中で選ぼうってなって楽ですよね。
私のクルマ生活におけるhondaがそうかな。
最近マツダにも浮気気味だけど、、、

でも、それが瓦解してしまったとなれば、ある程度自転車は道具と割り切って、走ってなんぼの物だと考えるしかないんじゃないですかね。
私のロードレーサー、ラレーがそうでした。
ラレー自体それまで知らなかったし、それが名前を貸しているだけのアラヤの台湾製とかスペック的にはどうなのよと思われる自転車ですが、試乗してその乗り味にピンと来たんですよ。
そうしたら、マイナーなブランドとか実質アラヤとか台湾製とかどうでもよくなりましたわ。
ポジション出しもようやく煮詰まってきて当分乗り換えなくてもいいやと思えるほどの愛車になりました。

ま、それでも次に買うならと考えておきたくなるのは私も同じで、やっぱり試乗で気になったパナモリとか、CAAD10とかTREK 2.3とかメーカーも素材もバラバラの候補車が有ったりします。

地方在住だと試乗はなかなか難しいでしょうけど、すんぷさんは幸いMTB乗りのオフラインのお友達も多いようですから、それぞれの愛車を見せてもらったり、ちょっと乗らせてもらったりなんてことも可能では?

後は、メーカー重視に戻るとしたら、好きな選手が乗ってるメーカーとかね。(^^)
by t.shige (2015-02-15 04:14) 

すんぷ

ってことで、今乗っているバイクが愛せなくなったとき、その時一番輝いて見えるバイクを選択することになりそう。
^^;;
by すんぷ (2015-02-18 22:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。