緊急保護者集会 [ZAREGOTO]
というものを初めて経験した。
会社帰りにメールを確認すると学校から来てと入っていた。
最初は行く気無かった。
だが、娘がどういうことを話されたのかを知りたいと思うかも……
と思い、顔を出すことにした。
決して、テレビに映るかなぁと思ってうきうき行ったわけでは無い。
詳細は報道されているからそれは他に任せるとして。
一番心にもやもやしているのは、事の発端となって居るものが
中学生だってその気になればいくらでも見られてしまうもの。
だということ。
放送したら事故になってしまうような動画や画像はネットにたくさん転がっている。
今回の事件のことだけで無く、
死体や殺人シーンはその気になればいくらでも見られてしまう。
エッチな画像だってそう。
スプラッターやホラーの様なものだってそう。
テレビでは放映できない画像・動画は果てしなく転がっている。
一昔前は簡単に見る事は出来なかった。
写真を載せている紙媒体か、隔離された空間にある映像媒体くらいだろうか。
それを世間の目から逃れてこそこそと手に入られなければ見ることが出来なかった。
今はスマホが有り、家庭にはパソコンがある。
その気になればいくらだって一般に言う有害な画像映像は手に入る。
インターネットが普及して環境はガラッと変わっているのだ。
先生が授業でそのような映像を見せたことに問題はある。
でも、そもそもの問題は其処なのか。という疑問が消えない。
先生は先生しか知り得ない情報を開示したのでは無いからだ。
少しでも関心があれば手に届く範囲にある扉を代わりに開けたに過ぎないとも言える。
これだけ世間が大騒ぎする画像に、いつ子供が触れるか分からない状況にあるのだという事。
授業で見せたことを逆手にとったらどうか。
こういう映像を真正面から受け止めるために必要な事。
それを教えることが思春期の少年少女に一番大切なのでは無いか。
子供が盗み見る前に、先手を取って教える。
杓子定規に謝罪する教育側、批判しかしない報道側 を見てちょっと思った。
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