2013全日本マウンテンバイク選手権 その2

今回の象徴の一枚。

女子で優勝した中込由香里さん。
全日本タイトルは五回目。
全日本選手権タイトルは四回目。by wiki
この辺の詳細については調査中^^;;

前回が2003年。
片山梨絵さんの9連覇を挟んで、久々の選手権タイトということだ。

これはラストラップのゴール地点へ向けての最後の登りの手前のフィード区間。
そこを誰よりも必死の形相で走り抜けていった。
悲鳴のような喘ぎも聞こえた。

一旦トップから離された差を縮めて、追いつき、追い越すべくペダルを踏み込んでいたのだ。
もう残りの距離からしたら追いつく距離ではないのに。

でも、マウンテンバイクという機材スポーツ。
何があるか分からない。
チェーンが外れただけでも10秒近くはロスする。
前を走る彼女が最後のカーブで転倒したら。。。
なんて考えると、その一縷の望みにかけて踏み込む事は無駄では無い。

がむしゃらに自分の100%を出そうとしている様は、神々しくも思えた。
 
結果、追いつくことはなく、二番目にゴールテープを切ることになった。
でも、勝負のアヤと言うのだろうか、タイトルは中込由香里さんに転がり込んだ。
その顛末は次回に。。。

人間ここまでがんばれる。
それを目の当たりにすると、自分ももう少しがんばってみようかなと思う。

映像や画像や言葉では伝わらないもの。
でも、この一枚は少し伝えられたかなって思う。

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