すん評 別冊図書館戦争I&II 有川浩 [すん評]
本編4巻に引き続き、別冊二冊。
前書きにもあったが、本編よりべたべたな恋愛モノだった。
この二冊は駄目な人には駄目かもね。
この二冊は駄目な人には駄目かもね。
別冊Iは、ベタ甘。
このワイでも少しもたれてきた^^;;
本編では図書館革命が終了し、くっついてハッピーエンドになった二人。
本編の最後で、ざっと話が飛んで、二人はいつの間にやら夫婦になってた。
この本は、そのざっと飛ばした部分を埋める話しだね。
別冊として読むのならありだ。
別冊IIは、Iとは違って主人公以外の人物に目が向けられているので、本編を彩った人物像が膨らむので面白かった。
副隊長の緒方の話しは、こういうベタ甘小説ではありがちな伏線をつなぎかけで残す物語。
ありがちだからこそすかっとするね。
それと、前回の感想で書いた柴崎。
>>読者の対象がもっと上であれば、柴崎はもっと違った感じで描かれたんだろうな。
>>いろんな意味で割り切りのできる女として。
>>その方が彼女にはもっと魅力を感じたと思われるし、
>>手塚のような真っ直ぐな男との対比も面白かっただろう。
>>べたな恋愛モノには似合わないから仕方ないけどね。
この感想に答えるかのように柴崎が最後に書き込まれてた。
ま、期待よりは甘い女の子に描かれてしまったけれど、そこはベタ甘の限界かな。
とはいえ、最後の最後に作者と歯車が合致したような気がして、何とも変なおもしろさを感じたよ。
あとがきにある、後味の悪い第一稿の方が自分には合っているのかも。
ま、期待よりは甘い女の子に描かれてしまったけれど、そこはベタ甘の限界かな。
とはいえ、最後の最後に作者と歯車が合致したような気がして、何とも変なおもしろさを感じたよ。
あとがきにある、後味の悪い第一稿の方が自分には合っているのかも。
続編の映画が出来たらまた見に行こうっと。
コメント 0