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すん評 図書館革命 有川浩 [すん評]

本編の締め。

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一気に読んでしまった。
ああ、他にもやんなきゃならんこといっぱいあったのにな。

本編4巻の〆でございます。
面白かった。

 

読者の対象がもっと上であれば、柴崎はもっと違った感じで描かれたんだろうな。
いろんな意味で割り切りのできる女として。
その方が彼女にはもっと魅力を感じたと思われるし、
手塚のような真っ直ぐな男との対比も面白かっただろう。

べたな恋愛モノには似合わないから仕方ないけどね。

今までとは異なり、一冊丸ごと一つのストーリーだ。

テロが起こり、その教科書となる本を描いた著者が渦中の人になる。
本の発禁処分だけで無く、人の言論まで統制を取ろうとする流れになり、図書隊がその本の著者をかくまい、裁判を戦う。
だが、裁判には勝てず。

著者の身柄を強引に押さえようとする良化委員会と、図書隊の対立が激化。
堂上が負傷し、郁が1人で護衛を任される……


ま、大団円、ハッピーエンドある事には間違いない。
こういうベタなとこは好感度大。
読み終わって笑みがこぼれる方が良いからね。

さあて、あとは別冊二冊。

楽しみ楽しみ



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