ジャパンカップの切れ端を見てきた

今まで、栃木に住んでいても、宇都宮で開かれるジャパンカップを見に行く気にはならなかった。
それはなぜか。

そもそも、MTBをMTBとして始めるようになったのが３年前。
それまでは自転車競技とは距離を置いていた。
そして、MTB好きにはなったものの、ロードとはちょっと距離感があるからなのかな。
MTBもロードも同じ自転車だけど、背景にある文化はちょっと違う気がするのだ。

でも、今回は見に行く気になった。
もともと、MTBのレースを観戦する楽しみを教えてくれた片山梨絵さんがロードの大会に出ているのを知って、ちょっと見に行こうかなって思っているときに加えて「引退発表」というのもあったし、
三ヶ月前、目の前で転倒するという形で現れ、一気にオヤジの心を鷲掴み？にした與那嶺恵理さんが、ブログで優勝を狙って走ると言っていたので、応援しに行かねばという気持ちが否応なく高まっていたというのもあった。
 
本来は、娘の駅伝の応援でスタートの時間帯には現地に居られなかったのだが、
娘の勘違い(前日記参照)により、娘の出場した駅伝を最後まで観戦することなく、娘から退去命令を受け、帰宅したらまだ１０時。
レース開始は11時。
 
神様が行けと言っている　と、森林公園へ。

 

オープンレースと言うことで、本番ではないからだと思うが、誰一人観客の居ないところでぽつんと観戦。
↑動画の中には知り合いも居た。
だけど、風のように通り過ぎて、どこに誰が居るかなんて全く分からない。
応援するなら登りでスピードが落ちている時を見るのが良いよ　と言われたのがなぜか分かった気がする^^;

 

女子の部。中央が與那嶺恵理さん。
片山梨絵さんは與那嶺さんの影になってる。
この３コマ前くらいまでは映っているのだよ。^^;; 
同じスペシャだからチャリも重なってカモフラージュされてる？
動画の一コマなので、画素数はそこそこでも解像度良くないね。→カメラ欲しい……は次々回に続く予定

目的の與那嶺恵理さん(日本のトップの集まる大会での初優勝狙い)と
片山梨絵さん(アスリートとしてのロードラストレース)。
は見られた。
(ロードの観戦のおもしろさは分からなかったので)満足じゃないけど、(そこに居られたから)満足。

この後、4kmほどのすぐ近くにあるろまんちっく村での作業のために移動。
二周目以降は、Twitterで文字観戦。

 結果は、與那嶺恵理さんがぶっちぎりのトップ。
２位が、片山梨絵さん。

MTBの会場で見かけた二人が、ロードでワンツー。
なんとなく、気分が良い。^^

片山梨絵さんは今後どんな活動をするのかな。
協力できることであれば、ツーリング同行させてもらったよしみ(こっちの勝手な思いだが……)で、精一杯の協力をしたいな。

與那嶺恵理さんは、ロードとMTBで二足のわらじを履くのだろうか。
21歳と言ったらアスリートとしてはこれからが本当に脂がのる時期。
今年のオリンピックのMTBで勝ったジュリー・ブルセは23歳だもんな。
彼女の発言を見ていても、アスリートとして大成するなら悠長なことを言っていられない、というのがにじみ出ているような気がする。
まわりに勝つと宣言して自分にプレッシャーを与えて、勝たなきゃならない状況を自分でつくってしっかり勝った。
今後の戦いに向けて、良い自信になるだろうな。

いずれにしても、来季から少しずつでも世界に出ていくのだろう。
今後のアスリート一押しは彼女に決定だ^^

本気でリオ貯金始めなきゃかも……^^;;