映画鑑賞記 ターミネーター4 [MOVIE]
@昨日のテレビ
という感じで見てしまった。
シリーズものとして、いろいろ引きずられてつじつま合わせに苦慮しているなぁと言うところはあるものの、そこそこ脚本も練られているし、面白かったな。
ターミネーターの1作目が好き。
あの頃のCGはまだまだぎこちなかったし、これほど成功するとは考えていなかった分、いろいろ荒削りな部分もあったけれど、
反乱軍のリーダーの持っている写真の女性に恋をして 過去に行き その女性と恋をし たった一度の営みで「図らずも」敬愛する未来の指揮官の父親になる。
というタイムパラドックスが好きだった。
でもね、4話までになってしまうと、そのタイムパラドックスは「図らずも」から必然になってしまう。
守るために来た男と守られる女。
逃避行の中で愛が芽生え、愛し合った結果として偶然授かる
、という流れが、第4話では自分の父親が殺されたら自分が生まれなくなる ということで 父親を探し、守るというお話になっている。
そうなると、守る男は、リーダーの父親となるべく過去に送り込まれることになるわけで、最初から彼女を落とすという意志があることになる。
愛が芽生えてしまうのではなく、愛を芽生えさせなくてはならないという使命を負って過去に送り込まれることになる。
なんかね。
これがタイムパラドックスなんだよなぁ。
と思うものの、なんとなく割り切れないところでもある。
過去に送り込まれる男は、自分が指揮官の父親になることを知らずに過去に送り込まれるという流れにして欲しいなぁ。
やっぱり、愛は自然発生的に生まれて欲しい。
と思うのは俺だけだろうか。
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