映画鑑賞記 河童のクゥと夏休み [MOVIE]
宇都宮のMOVIXで見てきた。
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見た理由は 子供向け と言うこともあったけど、
原恵一監督作品というのも大きな理由。
くれしんの「アッパレ戦国大合戦」の監督なのだ。
映画鑑賞記 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦
以下ネタバレ注意
ストーリーは、
主人公のシンイチが、河原で化石化した河童を拾う。
その河童は江戸時代の大地震で地中に埋まっていたのだ。
環境が変わって住む場所がないことを理解していく。
そのうち、マスコミが河童の存在を嗅ぎつけてしまい、事態は急変していく。
そして、別れ。
サイドストーリーとして考えさせるさまざまな現代の問題が、適度に重くもなく織り込んであり、
その辺の流れはさすが原恵一監督なのだろうと思う。
河童のクゥの心の支えなる おっさん という犬が良い味を出してくれているのだけど、
クゥを救おうと人間の手から逃げ回っている中で車にひかれてしまう。
犬を飼っているワイとしては、このシーンはぐっと来たよ。
こういった死を丁寧に描くのも原恵一監督らしいと思う。
クゥとシンイチ家族との別れのシーンも丁寧に丁寧に淡々と描いていくので、
別れを決めるところ、
家族が理解し送り出すことを決めるところ、
そして、実際の別れ。。。
局所局所で何度も何度も涙腺を刺激されるんだよね。
かなりやられちゃいましたね。
久しく泣いていなかったから、思いっきり泣かせてもらいました。
娘は大声で笑って他の観衆の笑いを買うなど、
良い雰囲気の中で見られたので楽しかったらしい。
涙は一回だけ出たそうだ。
マイナス点は、アニメ的に新しい試みがなかったことかな。
特に、新幹線はCGで頑張っているのに、車の描き方が変。
動画部分も背景の部分も車だけが異物感あり。
そのギャップにちょー違和感。
水の描き方は良かったけどね。
できることなら
もう一度くれしんを題材にして映画を作って欲しいな。
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