すんぷ クラシックを聴きに行く 2010 [MY BOOM]
今年も行ってきた。
清水フィルハーモニー管弦楽団 http://spo.j-haruta.jp/ のコンサート。
すんぷ クラシックを聴きに行く 2009 2009-06-29
ポール・デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
ドミトリー・カバレフスキー 組曲「道化師」
エドヴァルト・グリーグ 劇音楽「ペール・ギュント」
うーむ。交響曲好きにはあまり入り込めそうにない・・・
ただ、彼ら・・・清水フィルハーモニー管弦楽団さんは今回面白い試みをしていた。
ペール・ギュントが劇音楽という事から、劇の内容を 初音ミクに語らせたのだ。
初音ミク
イタ車に飾られていたりするキャラの代表格というイメージで、
同人誌系のメジャーヒロインなのかなぁと思っていたが、
VOCALOIDという音声合成・デスクトップミュージックソフトウェアの製品名、およびキャラクターの名前なんだね。
名前は知っているけど、いまいち本来の使われ方を知らなかった。
<追記>
>ネットをふらふらしていたら、情報がころり。
>どうも団員の方がそのVOCALOIDのお父さんなんだそうだ。
>しかもYAMAHAの技術の方もこのコンサートに関わっていたらしい。
>だから、こんな事が出来たんだね。
クラシックとVOCALOIDによる劇解説。
面白い試みだったよ。
ただ、面白いだけだったな。
ペール・ギュントは男の人なのに、なぜ女の子の声なのか。とか
後方に映し出されてた初音ミクのコスプレ画像を見せられたりすると
……といろいろ考えさせられてしまった。
なによりもスピーカーから出てくる音声が聞き取りづらくて、
それを聞き取ろうと考えることで、
本来の演奏への余韻が途切れてしまったように思う。
VOCALOIDは音の立ち上がりが急すぎるのか、音が割れ気味になるし、
サンプリングの関係なのか、もともと聞き取りづらい音があるように感じた。
男のVOCALOIDがどうなのかとか、
もっと語りに向いているVOCALOIDがあるのかなどはよく分からないけど、
本来歌わせるのが目的のソフトに語りをさせようというのだから
もう少し聞き取りやすさを検証してから提供すべきではなかったのかな。
<追記>
>YAMAHAの技術の方が関わっていたのだと後で知ると
>あの音の立ち上がりが急すぎるのが何だったのか知りたくなるなぁ。
>VOCALOIDの限界なのか、スピーカーの所為なのか、
>それともおやじの耳だから聞き取りにくかったのか
>ねぇ、りょうくんパパ教えてーーー
演奏自体は楽しかった。
グリーグは好きな作曲家なので、全曲通しで聞いたことのないペール・ギュントだったけれど、すっと入ってきて楽しく聞けた。
コンサートでクラシックを聞き慣れている人ならいろいろ指摘することもあるんだろうけど、コンサートは臨場感が一番。やっぱ生が良いね。
次は「運命」なんだってさ。期待期待
タグ:清水フィルハーモニー
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