SSブログ

映画鑑賞記 ドラえもん のびたの緑の巨人伝 [MOVIE]

MOVIX清水で鑑賞。

初日なので盛況かと思いきや。。。
埋まったのは半分くらい。

全国的にそうなのか。
それともMOVIXの入りが悪くなっているのか。
それともドラえもん離れが始まっているのか。

http://doraeiga.com/2008/index.html ドラえもん2008

以下ネタバレ★☆☆☆☆












映画としてもできは良くないね。

この映画を見て、主人公達と一緒に何かを学ぶ という観点で見ると、
たぶん言いたいことは、緑を守ろうということになるのだと思う。

だが、木から生まれた可愛い「きーちゃん」をキャラに出してきて、
最後に泣きながらきーちゃんと別れるだけ。
そんなストーリー。

もちろん台詞の中には緑を大切にという言葉はふんだんに入っているけど、
ストーリーの中で見ると心に響かない。

大人の観点で行くと、
緑が人間の敵のままで終わるストーリーになってしまっているところがOUT。
どこかで、人間に対して「こうしてくれれば共存できるのに」みたいな提案出れば、
そこから見ている人の心の中で議論の余地が生まれるのだけどそのきっかけさえなかった。
共存の道をさがすから時間をくださいって言うだけ。
映画の中で作者達がこうしたら良いと具体策を主張しても良いのではないだろうか。

たとえば、地球上のすべての木々には きーちゃん と同じ魂が宿っている様な演出をして、
映画を見た子供達に木と友達になろうと思わせるとか。
緑を守るためには、具体的に「こう」していくことが第一歩というスローガンを打ち出すとか。
具体性がないんだよね。

ながながと台詞で伝えるよりは、具体性のあるキャッチーな短いメッセージの方が
子供達に伝わるような気がするのだが。
最近の子供はそうでもないのだろうか。

あと、緑の国の大臣くらいの偉い人が明らかな越権行為を犯しながら失脚しないこと。

人間に対して攻撃の指令を下すまでのお姫様の心の動きが丁寧に描かれておらず、
全く理解できない。
子供に対する映画にしては、理解しにくすぎる演出。
アニメ技術とか、受けを狙う細かいギャグとか、要素、要素は良いんだけどね。

アニメ映画で初めて睡魔を感じた。

この映画が成功するようなら、来年、別の映画を見当しようかな。
そう思う映画だった。

春休みの「犬と10の約束」
GWの「しんちゃん」

これでも駄作と感じるようだと、
それは自分が逆に時代の流れに乗れていないのかと思い始めるべきなのかもね。(^_^;;




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。