映画鑑賞記 Enemy of America [MOVIE]
以前、撮ってあったものを見た。
もともとは、フジの松尾翠アナがミッドナイトシアターのナビゲータをやっているというので、
どういうものかと思い、留守録で撮ってあったものだ。つまり、映画の本編部分はおまけ^^;
本来の目的の方は、うーーーむ。だったな。外見通りのおちゃらけキャラのままだった。
もうちょっと輝くかと思っていたけれど、このまま埋もれていってしまうのかも。
話し始めは良いんだけど、話の後半まで緊張感が続かないんだ。
ここで締めればって言うところでふらふらしてまっすぐ立って話が出来ない感じ。
ま もう少し一押しでいってみよう。高島の次の看板アナになれるか。
で、おまけで撮ってあった映画の方はというと。。。■■■■□
おもしろかったよ。以下ネタバレ。
主演はウィル・スミス。
この人はすぐに消えていくかと思ったけれど、完全にメジャー級になってしまった。
しかも、外している作品は少ない。
私が最初にこの人を知ったインデペンデンス・デイはちょっと外しだけどね。
ジーン・ハックマンは一癖あるオヤジ役。良い感じだった。
主役は弁護士。ただし、弁護士は伏線(こう言うのが好き)。
諜報機関とか、ドンパチとかに縁の無かった一般人が、
たまたま町で出会った古い友人に、暗殺の証拠を知らぬ間に渡されてしまう。
そして、意味も分からず諜報機関に命を狙われるというもの。
その筋の食えないオヤジに助けてもらいながら、ついには逆撃を食らわして。。。
主人公が最後まで一般人+αというのが良い。
ダイハードのようにスーパーマンになってしまうのも良いけど、
こういう方が、リアリティがある。うん。
弁護士という職業が伏線と書いたけど、
なんでこんなシーンを入れたんだって思うことが、ほとんど後で伏線だったと知らされる。
いやぁ こういうの好きです。
ベタといえばベタな作りだけど、最近は全く伏線無しで最後まで流れてしまうものも少なくないからね。
けちをつける部分は少なくない。
ここまで、あんまり人が死なないで来たのにーーー 一気にくるかよ。
とか、
国家のエリートが、こんな馬鹿揃いなのか。命令でもここまでついて行かないだろ。
とか、
日本人。馬鹿にすな。
とかね。
でも、本が良いとどうでも良いんだね。
一点マイナスは、悪人がはっきりしすぎているところ。
諜報機関側の人が善悪の価値観を全員失っていてね。それが消しきれない違和感。
命令に従いながらも裏で主人公に協力するような人がいても良いのではと思った。
ま、こういう人は悪人側の主役に殺されるんだけどね。
思わぬところで面白い映画に出会ってしまった。
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