MTB XCO 東京2020に向けて まずは

UCI 国際自転車競技連盟から東京五輪のマウンテンバイク・クロスカントリーの参加枠の決定手順が示された。

2018/5/29〜2020/5/28の間に獲得されたポイントで決まる。

UCI 東京2020 MTB XCO 参加枠決定手順

以下、ちょっと訳してみました。
語尾のいただけない部分を除いて誤訳があれば教えてください。^^;;

 

 

↓↓↓
選考方法 第32回五輪 東京2020 
MTBはXCOを男女開催するぞ！！
男女共に38名、計76人の枠がある 
一国当たりの最大数は男女それぞれ3人
枠は個人ではなく国にあたえらるからね(正確には国ではなくNOC=競技団体。確保した枠に誰を当てるかはNOCごとに決めろって言うこと)
五輪東京2020に参加するなら2001年12月31日以前に生まれていろ。 
UCI XCO個人ランキングで、2019年5月28日または2020年5月28日に少なくとも10のUCIポイントを獲得していること。
38の枠の内30は五輪専用の国別ランキングで決めるぞ
1位と2位は3名/国　計6名
3位から7位は2名/国　計10名
8位から21位は1名/国　計14名
五輪専用の国別ランキングは2019年5月28日と2020年5月28日のランキングの合計だったりする
2019年5月28日五輪専用国別ランキング←2018年5月28日から2019年5月27日まで
2020年5月28日五輪専用国別ランキング←2019年5月28日から2020年5月27日まで
五輪専用国別ランキングはそれぞれの国上位三名の合計ポイントで付けられる。同点の時は2020年5月28日の個人ランキング上位が優先される。 
次に、38の枠の内3は大陸選手権ランキングで決めるぞ
決めるのは2019大陸選手権
国別ランキングで枠を確保できなかった国で、大陸選手権個人最上位となった国に１個枠をあげる。
アフリカ大陸　アメリカ大陸　アジア大陸　で１個ずつ計3個
更に、38の枠の内4は2019世界選手権の結果で決めるぞ。
国別ランキング枠、大陸枠を確保していない国に対して、2019世界選手権エリートの上位から二つ枠が与えられる。んでもって、それでも確保できていない国に対して2019世界選手権U23の上位から二つ枠が与えられる。計四つ。
当然ホスト国に一つ与える。
けど、国別、大陸、世界選手権枠を確保してたら手放すんだぞ
もしなんかあって枠が使われなかった場合、国別で放棄された場合は枠を確保していないその次の国。大陸で放棄された場合はその大陸で枠を確保していない次の国。世界選手権も同様に枠を確保していない次の国に権利が移るのだ。
大陸と世界選手権で次の国がなくなった場合は国別の確保していない国に権利が移る。
開催国枠は国別ランキングの枠を確保していない国に権利が移る。
補欠
その競技の最終確認までは競技者を入れ替えることができる。 
日程
28 May 2018 - 27 May 2020 ランキング期間　
28 May 2018 - 27 May 2019 28 May 2019のランキング期間
28 May 2019 - 27 May 2020 28 May 2020のランキング期間
28 Aug 2019 - 1 Sep 2019 2019 世界選手権(モンサンタン)
2019 各大陸選手権 
28 May 2020 国別ランキング発行
5 June 2020 UCI が各国に権利の通知をする
20 June 2020 各国が権利の行使を決定する
TBD UCI が空き枠を再配分する
6 July 2020 東京2020 参加最終日
24 July - 9 August 2020 五輪東京2020

 

 

現時点のランキングでシミュってみた

 

結果。ルール通り枠決定。各国の選考順は現ランキングとして

1(1). ニノ・シューター　国1位・スイス 1/3
2(2). マキシム・マロー　国2位・フランス 1/3
3(3). ステファン・タンピエ　国2位・フランス 2/3
4(4). ヨルダン・サロー　国2位・フランス 3/3
5(5). ヤロスラフ・クルハヴィー　国別6位・チェコ 1/2
6(6). アントン・クーパー　国別4位・ニュージーランド 1/2
7(7). マヌエル・フミッチ　国別8位・ドイツ 
8(8). エンリケ・アヴァンチーニ　国別9位・ブラジル
9(10). フローリアン・フォーゲル　国別1位・スイス 2/3
10(11). マティアス・フリュキガー　国別1位・スイス 3/3
11(12). ゲーハード・ケーシュバウマー　国別3位・イタリア 1/2
12(14). デヴィッド・ヴァレロ・セラーノ　国別5位・スペイン1/2
13(15). カール・マルクト　国別7位・オーストリー1/2
14(16). ヤン・スカルニツル　国別6位・チェコ 2/2
15(17). 

アラン・ハサリー　国別11位・南アフリカ　

16(18). サムエル・ゲイズ　国別4位・ニュージーランド 2/2
17(19). アントン・シンツォフ　

国別17位・ロシア

18(20). セバスティアン・フィニ・カーステンセン　

国別12位・デンマーク

19(21). ダニエル・マコーネル　国別12位・オーストラリア
20(22). ルカ・ブライドット　国別3位・イタリア 2/2
21(24). ラグル・グレガー　国別7位・オーストリー2/2
22(26). カリオス・コロマ・ニコラス　国別5位・スペイン2/2
23(28). ハンス・ベッキング　国別10位
24(32). 

マーティン・ブルム　ラトビア　世界選手権エリート枠(23位) 1/2 　

25(33). 

ハワード・グロッツ　国別18位・アメリカ

26(37). ペター・ファゲホウ　

ノルウェー　世界選手権U23枠(25位) 1/2 

27(39). 

グラント・ファーガソン　国別21位・イギリス

28(40). カトリエル・ソト　

国別19位・アルゼンチン

29(41). 

レンドル・ボーチャード　国別14位・カナダ 　

30(42). 

デヴッド・ローザ　国別15位・ポルトガル

31(44). 

ジェンス・シューマンス　国別16位・ベルギー 　

32(52). 

バートロミー・ワワク　国別20位・ポーランド 

33(58). アブドゥルカディア・ケレッチ　国別24位・トルコ　開催国枠の再配分
34(75). 

サス・ハルメ　フィンランド　世界選手権U23枠(26位) 2/2

35(84). 

ジョナサン・ボテロ・ヴィレガス　コロンビア　アメリカ大陸選手権(4位)

36(108). 沢田時　日本　世界選手権エリート枠(42位) 2/2 
37(170). リュー・シンジン　

中国　アジア大陸選手権(1位)

38(254). ヤニク・リンカーン　モーリシャス　アフリカ大陸選手権(3位)

 

となった。
日本は大陸枠を獲れなくても世界選手権枠を獲る目はあるようだね。