琢磨 は やっぱり琢磨

久しぶりに心を動かされたレース。

いつもなら睡魔と闘うはずのインディ500

最後まで一度も眠くならなかった。

 

 

 

前評判ではホンダエンジン不利。

その上予選19位。

 

とりあえずスタートだけ見て後は録画を朝見て会社に行けば良いと思っていた。

シボレーエンジンの上位独占を見ていてもなんかつまらないと思っていたからだ。

 

したら、

琢磨君調子良い。

 

最初こそ19位から21位まで落ちるモノの、すぐにスタート位置を取り戻し、どんどん前をかわしていく。

前に車が居る時の安定度が抜群なのだ。

しかも速い。

 

いつもの調子良いけどどっかんするパターンか？

と思い、それまで起きていようかと思う。

 

でも、ドッカンは来なかった。

それどころか、いつの間にか一桁台。

一桁台になっても前の車を抜くペースは緩まず。

 

ピット作戦も上手くはまって1位に踊り出た。

しかも、すぐに抜かれるのではなく1位を守って走っていく。

そんなのあり？

 

インディ500の晴れ舞台で日本人が、琢磨がトップを堂々とガチンコで走っている。

 

もう寝られなかった。

いつもの様にどかんと行くまで寝られなかった。

 

しかし、残り30周くらいからのイエローコーションでバトルのあやで順位を下げ

残り15周付近でイエローコーション。

7位にまで順位を下げていた。

 

もう駄目だなと思っていたら、

残り6周の再スタートで一気に4位に上がり、すぐに3位に。

 

そこまでかと思っていたら、チームプレーで万全の体勢をひいていたガナッシの一角を崩して

残り2周で2位にアップ。

更に、ラスト1周の1コーナーでトップに……

そこでトップになれば逆転されることはなく日本人初の栄冠

 

と、思った時に外から締められてスペースがなくなりスピン。

相手のダリオ・フランキィッティも自分がクラッシュすること覚悟の併走だった。

負けたのは琢磨。

No Attack, No Chance

 

琢磨らしいといえばらしいけどなぁ。

 

あーーー悔しいなぁ。