すん評 言葉の力 猪瀬直樹 [すん評]
言葉の力 - 「作家の視点」で国をつくる (中公新書ラクレ 389)
- 作者: 猪瀬 直樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/06/09
- メディア: 新書
こんな本買ってみた。
偉そうに人のこととやかく言っていても、
いざその世界に入ると個性をかき消される人が多い中で、
批評していた側の世界に飛び込んでもそこそこ頑張っているように見える人。
ということで、twitterでフォローしてみたら、
彼が自分の書いた本の感想文をフォローしまくるので、
ちょっと釣られてみたある。
210ページ程度。
一時間とちょっとで一気に読める。
日々、仕事をする中で、人を説得する力に対する力不足を感じているのだが、
その自分よりも遙かに力のない人の増加に悩む今日この頃。
なるほどねーーと思うことがあったし、
特に、このような力は鍛えることが出来ると言うことも、初耳。
新人に対しての教え方にもヒントになることが詰まっていたな。
小泉さんがなぜ良かったのか。
言葉の力 という視点で見ると、一番上に立つものの役割の理解も深まるね。
菅さんももう少しこういう点に気を使っていたらなぁと思う。
数少ない信頼できる(支持するかどうかは別として)政治家ではあるので、
若い次世代の政治家に良い影響を与えて欲しいな。
的を得たコメントになるかわからないけど、私は人と話すとき自分を過少に見せてしまう癖があるんだよね。
特に仕事の時がそう。
それでかなり損している気がするよ。
私もこの本読んだ方が良いのかな。
by t.shige (2011-06-15 22:32)
どうだろ。
理系的な頭で何かを求めようとするとすかされる感じかな。
政治や日本国民の言葉の貧弱さを嘆く本と捉えた方が良いかも。
by すんぷ (2011-06-16 20:54)