アバドとファーギー [MY BOOM]
クラウディオ・アバドさん と ファーギー・フレデリクセンさん の2人が亡くなった。
どちらも自分の音楽の歴史に深く刻まれている人。
会社でいつも話している奴らに話をしたら、誰もその2人を知らなかった。
とっても悲しい。
ので、書き残す。
クラウディオ・アバドさんは、知っている人は知っている超有名人。
オーケストラの指揮者でございます。
ヘルベルト・フォン・カラヤンの後を継いでベルリンフィルを率いた人。
自分のもっているアルバムの枚数では、カラヤンに次いで多い。
マーラーはこの人の振ったベルリンが自分の基準になっている。
良い意味で重くない音。
情熱が入りすぎず、かといってカチカチの楽譜通りといった感じでもないという絶妙な感じ。
マーラーはそれくらいが良いって思ってる。
トスカニーニのベートーベンでクラシックに引き込まれ、カラヤンに出会い、クライバーに心酔し、マーラーを聴きたくってアバドをチョイスするようになった。
これからしばらくは、彼の音を聞き返してみようかなと思う。
ファーギー・フレデリクセンさん は 元TOTOのボーカル。
始めて手にした洋楽アルバムISOLATION/TOTOの声がこの人。
TOTOの代名詞である AFRICA や ROSANA を聴く前に、こっちを聴いてTOTOってこういうものって思ってから過去のアルバムに手を出したので、そのギャップに驚いた、というのはTOTOを良く知っている人なら分かってもらえるだろうか。
TOTOがアルバムIVのあと、音楽の方向性を変えてハイトーンなファーギーの声と合わせて、ハードなロックに向きを変えた一枚で、自分としてはTOTOの中で一番好きなアルバム。
彼がTOTOのボーカルを務めたのはこの一枚のみだったしね。
ISOLATION ANGEL DON'T CRY .....
アバドに挟んで聴いてみますかね。
胃もたれ起こしそうだけど^_^;;
お二人のご冥福をお祈りいたします。
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