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ガンバレ [MTB観戦]

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富士見パノラマリゾート行ってきた。
有休取って。

この2人の応援。

と、普段のMTB仲間のスポーツライダーとエキパライダーとエリートライダーの応援。
一応、自分の中では同等の扱いなのだが、今回ばかりは白いウェアの子の応援というのが本音。

初めてXCOを見に行った

でサイコン拾った女の子と、

すんぷ うっかり八兵衛カップ2012秋を走る

で運命の?……んな訳ないが再会。

うっかり八兵衛カップで強い走りを見て更にファンになり、
その子が富士見で初優勝を狙っていくのではないかと期待に胸が湧き、
娘がその日練習試合でほとんど家を空けると分かって、
娘のご機嫌伺いへの道をひた走ることとなり、前日夜、努力が実って富士見へ行けることになった。

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もちろん仲間の応援は手を抜かない。
スポーツクラスのスタート前。
今回は短いコースの二周回だったが、その分ハイスピードになってそれはそれで大変そうだったな。
順位は49位。来年エキパいけると良いな。

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エキパクラスのスタート前。
今回は調子よかったね。
彼は32位で自己最高。
ただ、カメラの調子がよろしくなく、そんなに長時間電源入れっぱなしに下記憶は無いのだが、途中でバッテリーがなくなり、声援に変更
ってことで、好成績は俺が応援して上げたからだからね。感謝したまえ。

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エリートの彼が応援して行けというのでわざわざ居残って……、いや、流れが良いので応援していくことに。
結果38位。前半戦で骨折した彼が、エリート残留するためには、まだまだ壁はあるけれど、彼の心意気を持ってすれば叶うだろう。ガンバ。

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男子エキパスタート後に、女子エリートが招集。
五分後にスタートだ。
スタート前の與那嶺惠理さん。

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応援届かず、スタートの登りで転倒&メカトラで出遅れてしまう。
すんぷが待っていた激落ちセクションに、めちゃくちゃ遅れてやってきた。
でも、彼女ならやってくれる。
そう信じて、応援。
でも、この日の中込さんは速かった。
途中差を50秒程度まで縮めるも、ゴール時は広げられて1分20秒差の2位。
後述する理由でゴールする彼女を見られなかったけれど、予想通り悔し涙に暮れていたようだ。

その後、エリートのレースも終盤にかかった頃、表彰前の彼女に会うことが出来て、初の直会話。
開口一番は「悔しい。勝ちたかった」だった。
そんな事言うので「俺も勝つと思ったから応援しに来た」と言わないはずの本音がぽろりと出てしまった。
まだ伸びしろがたくさんある子。
頑張って欲しいね。

おじさんは気が早くもリオへの道を画策し始めたことまでは言わなかった。

 

って、今回は、もう一人の女の子にもっと感動させられた。
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岩出愛未さん。
まだ十代のお嬢様。
応援しに行くぞとFBで言ってあったら、笑顔で迎えてくれた。

3位狙いでよろしくね、と失礼なことを言ったが笑って頑張りますと返してくれたよ。
本来は、思っていなくても、優勝狙ってねと言うべきなのだろうが、
中込さんと與那嶺さんが双方良い走りをして最後は與那嶺さんが勝ち、
岩出さんは田近さんと競って最後に勝つというレース展開の想定をしていたので、
本音で言ってしまったのだ。ごめんね〜。


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ところが、1周目の激下りの所でクラッシュして、右手親指を痛めてしまう。
後で映像を見たら、最初のセクションをトップで抜けてきたようで、調子も良かったらしい。
ここで、右手を痛めてはレースは無理と思うよね。
この写真でももう右手の親指は仕事をしてない。

右手のシフターは後輪のギアをチェンジする。
ギア比の差が少なく、基本はこっちをチェンジして微調整して走る。
その右手が封じられてしまっているし、ハンドルを抑える程度しか出来ないから登りは片手で走っているに等しい状態。

そんな状態で、時々悲鳴を上げて痛みをこらえながら走ってる。
最後尾になって、中込さんがゴールを切っても、彼女はまだラスト一周のコースの前半部分を走っていた。
彼女のチームの人は同じチームの中込さんのゴールを迎えに行っていたから、もう誰も応援する仲間が居ないところを黙々と走ってた。
俺だったら、骨折しているかもしれないと思う手の状態で、ビリになってしまっては、もう前に進むモチベーションなんて考えられない。
参加費がべらぼうに高いとか、完走したらご褒美がもらえるとかだったら違うだろうが、誰も応援する人の居ないところでただひたすら苦しい坂を登るんだよ。怪我したのだったらリタイヤする言い訳になると思って足を止めてしまうと思う。
実際、今回の大会はDNF……スタートしてリタイヤしてしまう人も多かった。

でも、MCがゴールシーンを伝えて盛り上がっているメイン会場前とは全く別の世界がそこにはあって、シーンとした森の中を彼女は淡々と登ってた。
大学生になったばかり。この前まで高校生だった女の子がこんなに頑張る姿を目の前に見て、おじさんは感動してた。
一人娘の父親だけに、感じ入るところは少なくないのだよ。
シーンとした森の中に、変なおじさんのだみ声が響く。
もう応援しないわけにはいかないっしょ。


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そして、四周……その内三周強を右手でシフトできないという状態で走りきってゴール。
いやぁ、一人、盛り上がってました。

ゴール後会ったときに、言い訳もせず、応援してくれたのに期待に応えられずにごめんなさいという彼女。
根性だけでなく、この歳にして人間も出来てる。
ううむ。この日本捨てたものじゃない。

マナちゃん次戦は怪我をしっかり治して、ガンバだぜ。

相手が21才と18才の女の子と思うと、何をこのお歳になってオヤジが盛り上がっているのかと思うが、
やっぱ、日々をだらだらと生きている女の子達とは違う世界の女の子を知るとね。
ファンになっちゃう。

頑張って、二人共にオリンピックの舞台を踏んで欲しいなと思うすんぷでありました。


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